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畏怖を漂わせる音楽家は少ない。「鬼面人を驚かす」と評されたエフゲニー・ムラヴィンスキーが、指揮者では頂点に置いて良い存在でしょう。トスカニーニや、カラヤンが発散している輝きのようなものとは別の強じんなエネルギーを感じさせていました。カラヤンが残したレコードからも、トスカニーニの録音からも聴けば指揮者の姿が浮かび上がってきます。ムラヴィンスキーの指揮姿は、カラヤンやトスカニーニほどにも観ていないし記憶も薄いものです。それなのにレコードからムラヴィンスキーが感じられるのです。
今日のレコード エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィル チャイコフスキー:交響曲第5番 海外盤CDは Symphonies 4 5 & 6 、SHM-CDは チャイコフスキー:交響曲第4-6番
鬼神ムラヴィンスキーが没したのが、1月19日。1988年の出来事でした。長身で痩せぎすと言える姿。近くに寄っただけで震え上がらせられるような独裁的指揮者。その指揮下でのレニングラード・フィルは凄い。市民ホールでレニングラード・フィルの演奏会を聴いた事があります。1階席でしたが中央より後方の席での鑑賞なのに、弦楽器のアンサンブルが音楽の層の様にホール後方まで突き刺さってくるように見える様な音でした。オーケストラのコンサートを経験してまだ日の浅い頃で、レニングラード・フィルがどれほどの存在かなんてまだ知りませんでしたけれども体験した響きは忘れられません。演奏されたプログラムは忘れてしまいましたけれどもね。
鬼神の威圧に向かい合っているうちに、強靱なオーケストラに育ったのでしょうね。そのレニングラード・フィルの洗礼を得る事が出来たので、わたしの今があるのかも知れません。[ JUGEMテーマ:今日、こんなこと、あんなこと、あった。 ]
【ロサンゼルス30日AFP=時事】6年前に女優を殺害した罪に問われた伝説的音楽プロデューサー、フィル・スペクター被告(69)に対し、米ロサンゼルスの裁判所は29日、第2級殺人罪で19年後に仮釈放の可能性がある終身刑判決を言い渡した。
カリフォルニア州法によれば、2028年まで仮釈放の可能性はなく、その機会に釈放されなければ終身刑となる。
スペクター被告は1960年代に「音の壁」と呼ばれる録音テクニックを生み出し、ポップ音楽界で最も影響力のある人物の1人とみられていた。ビートルズ、ティナ・ターナー、ライチャス・ブラザーズ、ザ・ロネッツなどと組んで名声を博した。
同被告は03年2月に女優のラナ・クラークソンさん(当時40)を自宅で銃により殺害したとして起訴された。
判決が読み上げられた時、ピンストライプのスーツと白いシャツに赤いネクタイ姿の同被告は何ら反応を見せなかった。無罪を主張している同被告の弁護人は控訴する方針を明らかにした。
公判中検察側はスペクター被告について、自分と別れようとした女性に対して暴力を振るう経歴を持ち、銃に取り付かれた奇矯な人物として描き出した。〔AFP=時事〕
現在世界では約3,300万人がHIVに感染し、これまでエイズによって2,000万人以上の人々が亡くなりました。そして今、HIV/エイズの脅威は子どもにも及んでいます。エイズ孤児は全世界でおよそ1,500万人にもなると言われ、現在、14秒に1人の割合でエイズ孤児は増え続けています。
「エイズ孤児」たちは勉強をする機会を失うだけでなく、生活もままならず、ストリートチルドレンになってしまうことも少なくありません。かわいそう・・・
遠い日本からはそうイメージしがちですが、じつは現地には彼ら彼女らの元気な笑顔がたくさんあります。
評価:
レオンスカヤ(エリザベート),モーツァルト,グリーグ,リヒテル(スビャトスラフ) ダブリューイーエー・ジャパン --- (1995-12-21) |