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[今夜のお薦めクラシック]ヴィオラで演奏したピアノ三重奏曲の演奏会 NHK-FM 2011/1/20 19:30 放送。お薦め度 ★★★★

2011.01.20 Thursday 18:00
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    ヴァイオリンよりもヴィオラの方が、チェロに対抗して強さが出るかも知れない・・・ショパンが、18歳の時に作曲した『ピアノ三重奏曲』について親友ティトゥスに書いた手紙にあった言葉です。ピアノ・ソロ曲のほかには2つのピアノの為のコンチェルトというジャンルだけを書いたような言われ方が良くされるので、非常に気の毒な存在になっていますけれども室内楽は地味とは言え独特の味わいを持っています。普段はヴァイオリン、チェロ、ピアノのトリオで演奏されている『ピアノ三重奏曲』を、今夜放送される「ベートーヴェン復活祭音楽祭2010」からの演奏会ではヴィオラを使っています。ショパンが言っていた『ヴァイオリンよりも』という言葉を実践するものです。興味津々。[ JUGEMテーマ:ピアノ ]

    − ベートーベン・復活祭音楽祭2010 −(3)     

    ▽ライナー・ホーネック、クリスティアン・フローン、    
    アルト・ノラスほかによる室内楽の演奏会 

    「ピアノ三重奏曲 ト短調 作品8」       ショパン作曲
    (32分00秒)

    • (ビオラ)クリスティアン・フローン
    • (チェロ)アルト・ノラス
    • (ピアノ)ミハエラ・ウルスレアサ

    「ピアノ五重奏曲 ロ短調 作品74」       リース作曲
    (22分14秒)
    「ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品17」  ノヴァコフスキ作曲
    (34分31秒)
    • (バイオリン)ライナー・ホーネック
    • (ビオラ)クリスティアン・フローン
    • (チェロ)アルト・ノラス
    • (コントラバス)ユーレック・デュバール
    • (ピアノ)ミハエラ・ウルスレアサ

    〜ポーランド・ワルシャワ、               
    フィルハーモニー・コンサートホールで収録〜
    <2010/3/28>
    (ポーランド・ラジオ提供)

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    マイクの無かった100年前の音 ショパン:3つのノクターン 作品15第2

    2010.09.06 Monday 23:32
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      前奏曲作品28第8に中間部がよく似ていることで、親しまれている有名曲。演奏が始まって直ぐには良い曲かなあと思うところもありますけれども、聴き終わって、「あぁ!ショパン」って感嘆がこぼれます。ノクターンだけに王子様の横顔を眺めているようです。1831年、ショパンが21歳の時の作品。同年の第4番ヘ長調と、翌年(1832年)に作曲された第6番ト短調とセットにして1833年にまずパリで出版。ライプチヒとロンドンから1834年に出版された、「3つのノクターン 作品15」の2番目に収められています。

       

      ノクターンは夜想曲と日本で早くされていますが、音楽様式としてしっかりと根拠のあるものではありません。ショパンは同郷のピアノ音楽の先達であるフィールドが創始した「ノクターン」を引き継ぎました。この作品15に収められている3曲は、フィールドの影響がしっかり現れている第4番と、ショパンらしいノクターンとなった第6番。そして、この第5番と並べて聴く事でそれぞれを単独で聴くときと、3曲をセットとして聴くときには発見が違ったりするのが面白いところです。

      他の作品同様にご多分に漏れず、ポーランドの民衆音楽に根っこがあって三拍子が基本となっている踊りの音楽。「夜想曲」という邦訳は妙薬だと思いますが、日本でのこの曲を楽しむときの印象にはずれがあるようです。眠りにつきながら聴く音楽ではなくて、寝ている間に聴いていたい音楽。夢の中で楽しく聴こえ流れているような音楽ではないでしょうか。

      イグナツィ・パデレフスキ ピアノ演奏 1911年(明治44年)7月、スイス・モルゲスで録音。( His Earliest Recordings 1911-1912

      ショパン生誕100年は公に祝われたのか、密やかだったのかは分かりませんけれどもSPレコードの録音は多い時期です。パデレフスキは1913年にアメリカに移住しますので、SPレコードとしてはヨーロッパでの最後のレコーディング・セッションの1曲ではないでしょうか。パデレフスキは第一次世界大戦が起こるとポーランドの首相兼外務大臣に就いたり、後には国連のポーランド大使を務めています。[ JUGEMテーマ:ピアノ♪ ]

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      愛のノアンの子守歌

      2010.06.22 Tuesday 23:45
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        Lord Frederick Leighton - 'Mother and Child'

        ♬子守歌 変ニ長調 作品57 - Chopin : Berceuse In D flat major Op.57

        1844年、ショパン34歳の作曲。自筆楽譜に命名された曲名は「変奏曲」。みんなの前で試演した後で「子守歌」という名前になりました。ブラームスの子守歌、モーツァルトの子守歌、フォーレの子守歌・・・色々あるから、胎教用や子ども向けに「子守歌集」といった企画もので選ばれやすくなっているのは良いところ。もしも「変奏曲」というタイトルのままだったとしたら、“子守歌”のイメージが固定されない演奏も聴く事が出来たかも知れません。











        わたしはこの曲は「舟唄」と聞き違いそうになります。子守歌にはどれも安定感のある安心感があるのですけれども、ショパンの子守歌は危うさを感じませんか?地面の上、母の胸の中という感じではなくて水面の上に漂っている感じ。明るい光に見守られているのですけれども、何かがさらいに来る感じがします。この「子守歌」1曲だけだと落ち着かないので、一緒に「幻想曲」や「舟唄」を聴きます。例えば、「幻想曲」〜「子守歌」〜「舟唄」というセットで聴くのは聴後感が落ち着きます。ショパン・リサイタルのアンコールで3曲の中から2曲がチョイスされていることが多いのは、わたしが抱いている印象と同じなのではないかしら。曲はジョルジュ・サンドと子どもたちとの愛のノアン館での優しい生活が感じられますけれども、いつまでも永遠と続きそうだった“変奏曲”も翌年ノアンを離れざるを得なくなります。どこかそのような未来を予想して、自分の心を落ち着かせるための子守歌なのだったのかも知れませんね。[ JUGEMテーマ:ピアノ♪ ]

        Lord Frederick Leighton - 'Mother and Child'
        oil on canvas, c.1865, 48.2 x 82 cm
        Blackburn Museum and Art Gallery

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        永遠のショパン

        2010.01.09 Saturday 01:28
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          コメント:2010年、ショパンイヤーの年頭を飾る仲道郁代さんのお茶室での風景写真は、日本のショパンの新しい時代が到来するような感じを受けました。他では見ることの出来ない限定DVDも付いています。

          ジャン=ジャック エーゲルディンゲル
          音楽之友社
          (2005-12-01)
          コメント:公でのリサイタルは数えるほどしかなかったショパン。リストほどシステマティックではなかったけれども、弟子の指導は細やかでした。1人として楽譜道理の演奏を求めなかったと言います。ショパンの楽譜は開くまでイマジネーションのきっかけ。

          ブーニン(スタニスラフ),ガヴリーロフ(アンドレイ),アンスネス(レイフ・オヴェ),アンデルシェフスキー(ピョートル),イム・ドン・ヒョク,ラフォレ(マルク),プレトニョフ(ミハイル),アレクセーエフ(ドミトリ),フリッター(イングリット),コラール(ジャン=フィリップ)
          EMIミュージックジャパン
          (2009-12-09)
          コメント:二枚組にたっぷり34曲。ショパンはアルゲリッチや、ポリーニだけではありません。古い録音から新しいものまで、EMIだからの選曲に改めて驚いています。正し全体の音のヌケは良いとは言えません、でもピアノ曲ばかりなので相対的に違和感はありません。

          お正月のグリムス
           仲道郁代さんは音楽学校で、ショパンは良く取り上げてこられていましたけれどもCDとして発売されているものは多くがデビュー当初の録音。まだまだレコードで多くが発売されていたものです。
           ショパンはリストほどの弟子は抱えなかったけれども、弟子一人一人に異なる指導をしています。ピアノを前に練習を見ることよりも、絵の展覧会などをみんなで見に出かけることの方がほとんどだったと言います。ピアノを練習して、自分らしい表現を見つけるのはピアニスト一人一人に与えられた幸運ですからね。システマティックにピアノの練習をカリキュラム化したリストにしても、けして第2、第3のリストを要請したかったのではありません。ピアノの練習を習慣づけること、どういう風に練習したらいいのかを身に着けさせる為の方法で、ショパンの方法と異なるものではありませんでした。
           文系理系とあるように、1つの出来事のとらえ方にも、結論を見せて過程を指導する方が理解が早く、向いている場合だってあるからですね。

          仲道郁代オフィシャルサイト

           1860年、音を記録する方法が見つけられる十数年前にショパンは40歳代で他界しました。願わくばリストのように晩年の演奏でも耳に出来たら良かったのにと、多くの音楽ファン、ピアノ練習者が思い描くのがショパンでしょう。
           フィルムなどに記録された録音は良質な再生は望むべくもありませんけれども、レコードという円盤に記録されたものは百年を超えても良好に楽しむことが出来ます。

           RCAヴィクターのルービンシュタイン、ホロヴィッツや、キーシン、ルイサダ。ドイツグラモフォンの、ポリーニ、アルゲリッチ、ランラン、ユンディ・リー。デッカのアシュケナージ、ティヴォーデ。大きなレコード会社それぞれからショパンの全集が出ますけれども、ピアニストのタイプがどこか表れているような気がしませんか?

           リストはベートーヴェンの手ほどきを受けたと聞いています。一方コルトー、ショパンと遡る流れはモーツァルトにつながりそうです。EMIに録音しているピアニストたちは、モーツァルトにも個性を見せている演奏家が少なくありませんね。ショパンの名曲集のCDはたくさん発売されていますけれども、レーベルを越えた集め方をされたものよりも、それぞれのレコードレーベルから出ているショパンの名演集の楽しみ方には、どこか不思議な意志が働いているような統一感があります。それはレコード会社に対する購買者の期待がそれぞれに異なったものを求めているからだと思います。


          永遠のショパン icon」は左のリンクから iTunes Store で900円で、50曲を購入できます。CDの方は34曲ですが、ショパンの生涯や楽曲解説をした小冊子が付いています。

           あなたはどちらを選びますか。右、左、それとも。

          あのぉ、これは誰のですか?
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          ショパン、ぴあの玉手箱【1】 華麗なる大円舞曲

          2009.12.17 Thursday 22:22
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             「ショパンが弾ければ、バッハから現代曲までこなせるが、その逆はない」・・・ニキタ・マガロフのこの言葉は、ピアニストの本質を端的に表現できているといつも心に留まっていることで、クラシック音楽に限らずピアノ曲を聴く時、選ぶ時、奨める時にわたしの中でとても大きく占めています。
             ショパン弾きと言われるピアニストが、優れたバッハを聴かせてくれることは確かでも、モーツァルトで酔わせてくれるピアニストはなかなかにショパンを弾いていたりしません。 それだけにショパンはピアノの中に生きて終わる覚悟も求めるような所があるのではないでしょうか。
             モーツァルトの本質はオペラを理解できるほどに見えてくるものですし、バッハは一様のピアノでは真実を表してくれないところがあります。
             優れたピアニストを世に問うコンクールで、ショパンコンクールと並ぶリスト国際ピアノコンクールがあります。リストのピアノ曲の方が、ショパンよりも技量を問います。けれどもリスト以外の曲を演奏しても良く、ショパンの作品だけに限られているショパンコンクールだけはショパンの曲以外を選曲できません。コンクール参加者は四年に一度のこの世界的コンクールの為に、4年間をショパンの練習に尽くします。ショパンコンクールはピアノの世界、ショパンにだけレパートリーと生涯をかける信念をも問うているように感じます。

            POLLINI 1960

            Chopin : Piano Concerto No.1 in E minor , op.11 / London , Abbey Road Studio / Philharmonic Orchestra , Paul Kletzki (cond) / 20-21 April , 1960 / EMI Recording Session at Abbey Road Studio, London 1960. / Producer : Peter Andry / Balance Engineer : Neville Boyling

             1960年のショパンコンクールで優勝したマウリツィオ・ポリーニは、西側からの参加者で初めての優勝者。今でもある意味特別な存在だと言えるでしょう。メディアの取り上げ方は大きいことだったことでしょう。早速にEMIレコードからデビューアルバムが発売されて、大ブームになりました。然しそのショパンのアルバム一枚きりでコンクールで優勝した後、姿を隠します。数年間の音沙汰を断って DEUTSCHE GRAMMOPHON からリリースされたのがシューマン、シューベルトと続く録音。今ではシューマン、シューベルトの代表的な名盤としては避けては語れないほどの名演。しばらくの間ショパンからは遠ざかって、後に録音されたショパンは、デビュー盤とはスケールの違うショパン。姿を隠してショパンの影を吹っ切ることが出来て代わるものの出来ないショパンの演奏を出来るようになりました。

             2010年はショパン生誕200年。数多くの才能との出逢い、ショパンの様々な解釈の演奏に出会える期待に胸が膨らんでいます。
             このブログでもショパンの話題はこれからも欠かせませんけれども、他の作曲家やクラシック音楽以外のことも取り上げてきていますので新しいブログを作りました。このブログとの重複内容にもなりますが、ショパンの曲を中心に「 ショパン、ピアノ玉手箱」では案内いたします。ショパンにゆかりのある作曲家のピアノ曲へと紹介の幅を拡げていく予定です。[ JUGEMテーマ:クラシック音楽 ]

            http://chopin.amadeusrecord.net/

            *** 華麗なる大円舞曲 ***

             「華麗なる大円舞曲」はショパンのワルツ集の第一曲。正しくは、「ワルツ第1番 変ホ長調 作品18 華麗なる大円舞曲」となります。ショパンのワルツと言えば、最初に出てくる曲ですからそうそう間違うことはないのですけれども、ワルツ第2番から「猫のワルツ」という別名のある第4番までの三曲は「華麗なる円舞曲」と同名、第5番は「大円舞曲」となっています。間違いやすいのです。
             YOUTUBEには、ニキタ・マガロフの演奏した「華麗なる大円舞曲」を作品15と誤記されていました。ちなみに、作品15は「3つのノクターン」です。
             ワルツ集の1曲目「華麗なる大円舞曲」は、名前道理の華々しい音楽です。ショパンのメロディーメーカーぶりをアピールするような内容で、7つのメロディーがただただ並べられているだけです。ソナタ形式とか、変奏形式ではなく、無造作ぶりにつなげられているメドレー形式を、「ポプリ」と言います。「ポプリ」の語源はフランス語で、「ごった煮料理」のことですけれども、香草にオイルを混ぜて作る室内香のように全体の調整はとても微妙。むせかえるようなゴージャスな演奏もあったりします。ワルツ集としての顔ですけれども、全14、15曲(あるいは19曲)を聴き通せないほどお腹いっぱいになっては残念。この一曲をじっくりと、7つのメロディーを繰り返し楽しむのも面白いです。



             最初にワルツ集としてまとめられて出版されたのは1834年(ショパンが生前にワルツ集として発表したのは第1番から第8番までの、8曲)。ショパンは24歳。二十歳の時にウィーンに滞在しようとして、ウィーンの人の冷ややかな対応に夢破れてパリに新しい活路を見つけて、一躍注目されることになった「ワルツ集」。パリっ子にはとても受けたようです。ウィーンを離れる時に、ちょうどヨハン・シュトラウスのワルツが流行していたこととの関係も少なくないのではないかしら。遺作を含めて、19曲、あるいは20曲を順番に聴いていくことも楽しみ。でも、リパッティなどの大ピアニストと呼ばれた演奏家は、個性的な順番で演奏していることが少なくありません。ショパンのワルツが遺作を含めて一通り発表されるのは1970年頃。ニキタ・マガロフもショパンはほとんど録音しているものの、全曲がようやく聴けるようになってきた次第です。ショパン・イヤーで聞く機会が出来ました。名演奏と言われていても、CD化されていなかったので一安心。これまでは、ショパン名曲集や、ピアノ名曲集で聴くことができたぐらいです。
             ニキタ・マガロフの録音は、こういった名曲集ではなじみのあるものでショパン演奏の規範と言えます。さて、この「全音ピアノピース」のテキストにあわせたCDですけど、ショパンは一曲しか聴けませんけれどもショパンをマイルストーンとした後期ロマン派のピアノ曲がいい感じの9曲のバランスは優れた一枚です。 


            全音ピアノ・ピース~ピアノ名曲集7 華麗なる大円舞曲」← CDの詳細を amazon.co.jp で確認する。

            1. 雨の庭(ドビュッシー) ゾルタン・コチシュ
            2. アラベスク(シューマン) クラウディオ・アラウ
            3. アンダンテ・カンタービレ(チャイコフスキー) ラルス・ルース
            4. 華麗なる大円舞曲op.18(ショパン) ニキタ・マガロフ
            5. きらきら星変奏曲K.265(モーツァルト) ラルス・ルース
            6. 銀波(ワイマン) ラルス・ルース
            7. グラナダの夕べ(ドビュッシー) ゾルタン・コチシュ
            8. 軍隊行進曲(シューベルト) ラルス・ルース
            9. 胡蝶(シューマン) クラウディオ・アラウ
            ドビュッシー,シューマン,チャイコフスキー,ショパン,モーツァルト,ワイマン,コチシュ(ゾルタン),アラウ(クラウディオ),ルース(ラルス),マガロフ(ニキタ)
            マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
            コメント:コチシュのドビュッシーはすてき。アラウのシューマンもすてきです。教材用としても優れた選曲ですから、指運びが目に見えるような音作りの個性的なCDです。

            マガロフ(ニキタ),ショパン
            マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
            コメント:ニキタ・マガロフが録音した、ショパンのワルツ集。録音を相前後にしてショパンの未発表曲が次々と公表されていた時代。このCDでは、14番と16番。17番と19番が現在の番号と入れ替わっています。

            リパッティ(ディヌ),ショパン
            TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)
            コメント:玉を転がすようなピアノの音色と言われるリパッティは、ショパンのワルツを4、5、6、9、7、11、10、14、3、8、12、13、1、2の順番で演奏していました。手持ちのCDをこの順番で楽しんでみるのも新鮮ですよ。

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            リアルのだめ ユジャ・ワンさんのネット・ライヴは午後5時から

            2009.08.01 Saturday 12:31
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              「洗練を極めた音楽性、完成された技巧、知的なアプローチ、眩い才能、ユジャ・ワン、デビュー!」

              リアルのだめ ユジャ・ワンさんのネット・ライヴは午後5時から 


               CDショップ店頭のユジャ・ワンさんが明るい笑顔とすてきなスタイルをみせているデザインのデビューアルバム「ソナタ&エチュード」の前を素通りされていたではないでしょうか。先日リサイタルがNHKを通して放送されたものを、期待もせずに観て録画をしておけばと感じられたクラシック愛好家が多かったようです。それも日頃良くクラシック音楽を楽しんでいるほどに想いは強かったのではないかしら。

               日本でのCDは良い音質のSHM-CD仕様と言うこともあってか、欧米盤とデザインが異なります。然し身近で彼女の姿を観ることが出来ない日本のクラシック愛好家には、この上もないデザインではありませんか。確かにアイドル然としたポーズだと、相変わらずに思われる向きもあるでしょうけど。

               リサイタルの放送で多くのピアノ好きが目を見張ったのが、ユジャ・ワンさんの指先。手は大きくてそれぞれの指の長さが均質です。そして肉厚もあるようで、女性ピアニストのスプリングのようなボディがそれに加わります。観ていてもかっこいいものですけれども、全身を使ってピアノの鍵盤を相手に踊っているようにも思えます。

               ソナタ・エチュード」という愛称で、何かと引き合いに出されるCDとなるでしょう。


                リアルのだめ ユジャ・ワンさんのネット・ライヴは午後5時から


               ユジャ・ワンさんのリサイタルが、8月1日午後5時(日本時間、スイス・ヴェルビエ現地時間で午前11時)からインターネットでライヴ放送されます。しばらくの期間はアーカイヴとしてみることが出来ますので、鍵盤の上を踊る指づかい、音に弾みをつけるしなやかな腰の動きはピアノ演奏への関心を高めるものに役立つことでしょう。

              ライヴサイトへのアクセスはこちらから→ http://www.medici.tv/
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              真夜中の日記 そして、夜明け前の返信

              2009.03.02 Monday 06:30
              0
                逢魔時




                2009年3月1日 深夜1時7分



                人生終わるのは早い

                医者の宣告では一年もてば良い方らしい…。

                死は確定してるんですね…

                時の流れに生まれた者なら、誰でも幸せになれるはず

                まぁ、皆が皆幸せになれるとは限らないさね…俺とか。

                もう少し頑張るかな

                止まり木が無いなら、飛びながら人生を閉じれば良いじゃないか

                死んでも尚飛び続けよう。

                高く高く…遠く遠く…

                苦しいな…

                泣きたい…

                でも、隣には誰もいない

                居場所がない

                冷めてきた手足…

                嫌われる前に消えよう

                泣きてぇよ!!

                こんなに苦しいならいっそ殺してくれよ!!!

                もうまっぴらごめんだ!!!!

                嫌われ者で悪いかよ…

                仕方ないだろ…クソッ!!!!!

                血が止まらねぇ…

                死にてぇ…

                味方なんていなかったさ、昔から

                支えも何も無かったさ

                アーケード
                アーケード posted by (C)ようこ




                ショーケースの踊り子



                ひな人形
                ひな人形 posted by (C)ようこ


                2009年3月2日、午前3時29分57の日付のメールが、仕事を終えてしばらくしたところに届きました。
                内容と送り主は次の方。



                お願いがあります。

                できれば、はてなダイアリーで俺の真夜中日記を見ていてほしいです。

                我儘を言ってすみません…。

                お願いします。


                U.N.known / Kuaro



                ということでブログ記事を拝見。書き出しの一文は「真夜中日記」全文そのままの引用です。(3月1日付けになっていますけれども、はてなダイアリーでは深夜に書かれたものは前日の日付で公開されます。)





                ミフネ銀座ツインビル




                夜街


                メールを見たのが、午前5時。そろそろベッドへ横になろうかと思っていたところでした。でも、なんだか急いで書いてあげた方が喜ばれるだろうか、決断の時をあやまれては悲しくなるので書き始めたら、長い文章になりました。



                良い写真。色や光に感じるものがあるようですね。身体が良かったら写真家を目指したいのでしょうか。

                草野さんとは、Skypeで少し話す機会が持てましたので幾分はわたしの境遇も理解されているようです。
                幸せ・・・・なんでしょう。
                おごった言い方かも知れませんけれども、わたしはただいまを楽しもうと生きてきました。

                少し長くなるかも知れませんけれども、ごめんなさいね。
                ほかの方がこのコメントに目を通される機会があったとしても、(まあ、多少は目に止めて欲しいから書くのですし、twitterにもつぶやくのですけど)いろいろなところでも自分から先に話し出していたりするので良いでしょう。

                今日、二人の方から黙ってリムーヴされたのも、なかなかわたしのことがとらえどころがないことにあります。

                わたしは生まれる時に、母体をとるかこどもをとるかで刻々と死の淵に落ちていました。
                最終的には帝王切開でも自力で出ようとしないのを引っ張り出され、何度か叩かれて声を出したそうです。
                その出産を助産された方の言葉が、「この子は育たない」というものでした。母には非常な宣告に響いたと言うことです。
                両親共に高齢であったことから、江戸時代以前からの名前を絶やすべきではないと世話を焼きすぎるほど焼いてくれました。

                見返してやれ。出産の場にいた人が元気だったらいまの姿を見せてやりたい。

                小学低学年までは病院を行ったり来たり、いまでも異常脈に近く、骨はもろい。幼い時の繰り返しの高熱で、物音、気配への感覚は特殊なようです。音楽を聴くことにうるさがられることを言われなかったのは、その時ばかりはわたしが上機嫌、病状も現れないほどさわやかな笑顔を見せるからだったのかも知れません。四六時中レコードを聞き返しているわけですから、両親が見たいテレビなどのあったでしょうに・・・といまは思う次第。
                転機は小学4年。そして、高学年で東町団地に住むクラスメートの所に毎日健軍神社の近くの小学校から着いていくようになって、クラスメートもわたしを一番気遣って休み休み帰宅してくれて・・・2年間暑い日も、寒い日も歩いて行き来したのは自力をつけることに、また、一人で帰ることで自分だけで何かできる自信を持つことが出来ました。




                神社のほの暗い脇を通って幾度か怖い経験をしましたので、遠回りでも健軍終点を大きくまわって家路を急ぎました。昼と夜の顔の違う商店街から、夜の街並みを肌に馴染んだのもその後のための経験になりました。
                急に投げ込まれれば、うろたえるしかありませんものね。
                その頃、見よう見まねでマンガを書き始めてやがてイラストへ。それまで教室の隅っこでわからない存在だったわたしが、教壇にいてみんながいろいろ話しかけてくれたり、書いたものを回し読みしてくれたり。

                いまのtwitterなどネットで知り合った親切なみなさんが、わたしが遊びはじめたものを一緒に試して下さる。そんな様子と同じで、同じようにマンガを書き始めた男の子たちと親しくなっていきました。
                わたしと最も親しくなってくれた男の子は、美術の高校を目指すようにもなりました。
                彼との中学3年間は、本当に感謝に尽くせません。彼の父親の理解もうれしいものでした。空気の良いところへ時に連れて行って下さって、美味しいものを・・・せかせることなくわたしが過ごせる時間を下さいました。





                そんな流れで音楽だけはわたしから離れない一番の友であり、幼い頃からほとんどのジャンルを嬉々馴染んだことで音楽を通しての親しくして下さる方々が出来いまに至っています。

                今度はこれを教えてあげたら喜ばれるかしら。
                そう日々思うようになって、明日元気に通えるように。一週間後に調子を崩さないようにと。ひと月後に・・・という希望でいつしか上手く病とつきあってこられたのでしょう。

                苦しい時には、あとで思えば後悔する行動、言葉を言ってしまっている。

                多少ぎこちなくなっても、丁寧に落ち着いた言葉で接する、言葉を残す。わたしはそうしてきました。
                いまこうして書きながらも、目尻には丸い涙の粒がたまっています。
                ディスプレイの部分部分はぼやけています。
                もとより出産時の摘出時の道具がずれていて、視野に光の屈折が出来る現象を抱えてもいますが・・・。


                長いこと書いてごめんなさいね。解決となるものはわたしは持っていません。
                おそらく見つけようとすることはないでしょう。
                何かの出来事に少しずつ学んでいくのでしょう。

                道具は朽ちていくもの。
                でもその道具で為したことは、何らかで続いていくこともある。いや、わたしが書きつづった言葉が、わたしの言葉だと言われることがなくても良い。
                誰かの口を通してつながっていけば。
                いま、この時にわたしが生きていて、今日の深夜から世が白みかけている時間にこの文章を書き上げようとしていることは記録にとどめられなくても、何らか。このあまりにも私的な文章からくみ取ってもらえれば良いんです。

                泣きたい時は、いつまでも泣きましょう。
                叫びたい時は、遠慮しないで叫ぼう。
                でもね、味方。それはいないと思います。ううん、手を差しのばしてくれるやさしい思いの方はたくさん、かならずいらっしゃいます。
                でもね、尋ねるだけ、訴えるだけではいけません。

                だからね、わたしにDM下さったように働きかけよう。

                悲しい言葉は使わないようにわたしはしています。
                汚い表現はしないように、わたしはしています。
                その言葉たちがかわいそうだから。
                その言葉を目にして、耳にして心に苦しいものがわき上がってくるから。




                書き終えて、コメントを送信した時間は午前6時8分。

                夜明け前の光が寝室の窓から差し込もうとしています。



                朝焼け



                やまが見えますか

                写真はそれぞれ、クリックするとオリジナル画質でごらん頂けます。記事と関連しない、撮影時の印象を短く添えています。
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                お誕生日おめでとうございます。ねこさん♪

                2009.01.22 Thursday 15:00
                0
                  1月22日、necoさんお誕生日おめでとうございます。

                   実は、23日と思っていました。夕べ、ブログに伺った時にグリムスがバースデイ・ケーキに埋もれているのを観て再確認した次第です。動画は昨年暮れに動画サイトに発表していますので、すでにご覧頂いているかも知れませんね。

                  ブログのコメント交流から、素敵な巡り合わせだと思えるお友達が出来ました。
                  時に厳しく指導してくれる、聡明なnecoさん(ブログ「あおと矯正歯科」)に出会えたことは幸運なことでした。

                  優等生だったnecoさんとは、実際での出逢いが先だったとしたら・・・・

                  [ JUGEMテーマ:Happy Birthday ! ]



                  音楽を聴くためのレコード。
                  身を飾るアクセサリー。
                  わたしをキレイにするために、どちらも同じ世界の宝物。

                  わたしは、どちらの消費も削減することはありません。
                  わたしが欲しいものが見つからない時には、探す術は学べていると思います。

                  レコードと、アクセサリー。わたしの命を支えています。

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                  ダークサイド・オブ・ザ・ムーン

                  2008.12.23 Tuesday 23:45
                  0
                     12月23日。祝日の今日は「天皇誕生日」。先週、テレビで体調が良くないから「天皇誕生日」の挨拶はないと報じられて、一般参賀もないのかと寂しい思いでした。
                     75歳のお誕生日を迎えられた天皇陛下。「最近は、体調もひところに比べて、良くなってきているように感じています」とお言葉の発表がありました。大切な祝日に寂しいニュースが流れるので、と思っていましたので少しホッとできた祝日でした。

                     父とお別れしたのが、昭和天皇が亡くなった頃でしたので一つの時代の終わりを感じてしまいます。いましばらくは、母と暮らした平成を楽しんでいたい。元号が変わると母とのひと時代にピリオドを打たれてしまうような気がいたします。




                     21日の朝、7時半。Skypeでうつくさんと6時半まで話し続けていました。1時半からですから、5時間も。おつきあいして下さったうつくさんはお疲れになったことでしょう。
                     10月の末にTwitterから、二人大切な話し相手がさられて。ふたたび、しかも同じ日に再会できるとは本当に嬉しいクリスマスの準備となりました。

                     「出逢いは偶然、再会は必然であるという」言葉が心に高らかに響いた夜を過ごした朝でした。



                    Skype
                     クリスマス休みを前に、メンテナンスを行っているネットワーク・サービスも多いのでしょうか、Twitterへ、Skypeからポストの仲立ちとなっている「twitter4skype」のレスポンスが低下。前日のつぶやきが昼間にポストされていました。
                     でもこのポストにkuroさんが応えて下さったのですから、ネットからの贈り物だったのかも知れませんね。



                      twitterskype
                     国際通信サービス「Skype」でのチャットを、twitterに平行してポスト出来るサービスです。利用の手順は簡単。
                     1)Skypeで「twitter4skype」を検索、コンタクト・リストに招きます。
                     2)チャットメッセージに以下を入力する。
                    /account
                    あなたのTwitterのアカントネームを入力
                    あなた
                    のTwitterのパスワードを入力
                     
                     3)成功すると「twitter4skype Registration complete!」と表示される。

                     後は「twitter4skype」のチャットウィンドウに投稿するだけでTwitterが更新されるようになります。
                     但し、少し時間的なズレはあります。

                    twitter4skype Skypeでのチャットのように、お互いのやりとりは残りますし、書き出して保存も出来ますから席を離れていて友人間の大切な情報を見過ごすことが無くて助かります。
                     わたしは備忘として、ブログ記事の下書き文章や、浮かんだ詩のフレーズをSkypeに残しています。
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                    冬のソナタ かなえられた乙女の祈り たった一枚しかないバダジェフスカの作品集

                    2008.06.11 Wednesday 05:55
                    0
                      チャプリーナ(ユリヤ),バダジェウスカ
                      キング
                      ¥ 2,519
                      (2007-10-24)
                       昨日はアップル・デイの終日でした。締めくくりは日付の変わる時に、このブログを書いているiMacのシステムにとって重要な、QuickTimeのアップデートとなりました。



                       アップデート後は、この一月ほど緩慢だったシステムが軽快に動作するようになりました。それが全体がアップされたと言うことではなくて、負荷が高いものとストレスのないものとの違いが明確に現れているようです。インターネットでもアクセス先毎に違いが感じられるような、不思議な感触です。

                       この記事はアップデートが届く直前に、6割が書き上がっていたのですがお茶を入れ直して席に戻ると、反応しなくなったアプリケーションがあって、ほかのアプリケーションはそれぞれ終了させることはできたのですが、問題のアプリケーションは強制終了させることもできなくて、iMac自体を強制終了させることになりました。

                       幸い再起動後、システムチェックをしても以上はないと報告。ほっとしたところにアップデートの案内があって更新させたら、購入仕立ての時の快適さが戻ったというわけです。なんでしょうね、QuickTimeのアップデートでパフォーマンスが上がったのでしょうか、システムチェックで喉に引っかかっていた魚の骨でも取れたのでしょうか。
                       なかでもとても快調なのが、日本語変換システムのATOK2007です。このATOKがないと、わたしは仕事がはかどらないから反応が良くなったのはうれしいなあ。


                       ATOKと同じくらい、わたしのショパン・コレクションには欠かせないのがバダジェフスカの《乙女の祈り》。誰でもよく知っている1曲ですが、バダジェフスカの作品はそれこそこの1曲しかないと思われるほど。この曲でクラシックのピアノ曲に引き込まれた音楽愛好家も少なくないと思われるのに、初級レベルだとあっさり。わたしは色々と探しては楽しんできましたが、練習者のためのお手本のような演奏ばかり。録音する方も本腰を入れたような感じが希薄でバダジェフスカさんにとても気の毒。

                       バダジェフスカの資料や作品は、第二次世界大戦で消失。それでも30数曲のピアノが残されています。それとワルシャワにあるお墓。



                       お墓の写真は、「かなえられた乙女の祈り」のリブレット裏面のものです。

                       この「かなえられた乙女の祈り」はバダジェフスカのピアノ曲17曲の作品集で、世界ではじめての一枚です。アルバムのタイトルは有名な《乙女の祈り》と対をなす、《かなえられた祈り》からつけられたものでしょう。

                       演奏しているユリア・チャプリーナさんは、ロシア生まれのピアニスト。このCDが録音された2006年の時は19歳、現在は21歳です。チャプリーナさんは、この《乙女の祈り》がフランスの「音楽時報」に掲載されて世界中で百万部以上の楽譜が売れたという事実に真摯に、そして、バダジェフスカが「乙女の祈り」を作曲したのが17歳だったこともあるのでしょう。本人が演奏をしているように感じられるほどです。作曲をしたバダジェフスカは27歳で時を止めてしまわれましたが、チャプリーナさんはこれから変わっていくでしょう。おそらくこの一枚で聴ける演奏は、今ひとたびと同じ演奏にはならないと思います。

                       ピアノはスタインウェイで録音されています。バダジェフスカの音楽には、大きすぎないかとわたしは思っていましたけれど、ピアノの響きに節度があります。オーバーな響きはなく、ピアノ全体がわかるようでピアノのタッチはキリッと録られています。音作りもぼやけているところも甘く感じるようにもなっていません。楽曲も最後の「かなえられた祈り」に至ると、音楽自体のスケール感も増していてスタインウェイで良かったと思います。

                       バダジェフスカの乙女の祈りが愛好されているのは、日本だけでのことでポーランドでも知るものはほとんど無いそうです。1859年に楽譜が世界的に大ヒットしたとはいえ、当時の批評家はこの曲を俗曲と良い評価をしていません。クラシック音楽のピアノ曲としては、ショパンやリストとは遠く及ぶことはないでしょう。革新的な筆致があるわけでもなく、トリルを多用するだけのどちらかというと平易な曲ばかりです。ですがメロディーメーカーとして肩を並べた時、大作曲家の誰にも臆するものではありません。そうホームミュージックとしては珠玉のピアノ曲、冬のソナタやリチャード・クレイダーマンが愛される日本だからこそ親から子へと、聴かれ継いでこられたのだとうれしく思います。



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