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2023.05.24 Wednesday
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    売約済 - 夭折の天才指揮者の残した、わずか6曲のステレオ録音の中の貴重な1曲☆グィド・カンテルリ指揮フィルハーモニア管弦楽団、ベートーヴェン:交響曲第7番 1stラベル

    2011.10.17 Monday 23:00
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      本日、お昼前にご注文を頂きました。このレコードは売約済となります。

      先日NHKのBSで、映画「大脱走」が放映されていましたが、映画と同じように収容所から集団大脱走の末に脱走に成功したのはふたり。そのひとりが指揮者グィド・カンテルリでした。イタリアの軍人の息子に産まれた若者は、14歳の時に「天才少年ピアニスト」としてデビュー。音楽界の寵児になります。

      その後、ドイツ軍に対してレジスタンス活動を行いますが逮捕されて各地の収容所を転々としています。映画「大脱走」の登場人物を思わせます。

      グィード君の大成功についてあなたに報告できることを心から嬉しく思っています。彼を私のオーケストラに紹介してよかった。楽団員たちも、私と同じように、彼のことが好きになりました。私は長い経歴の中で、これほど才能のある若者に出逢ったことがありません。彼はきっと成功します、この先きっと。

      1856年にモーツァルトの生誕100年を記念した音楽祭が開かれ、それを継続して開催されるようになったザルツブルク音楽祭。それから更に100年後の1956年のザルツブルク音楽祭で、演出も自ら行ったモーツァルトの歌劇《コジ・ファン・トゥッテ、女はみんなこうしたもの》を大成功させた後、将来の成功をトスカニーニに期待されていたカンテルリは突然の不慮の事故で亡くなります。それはトスカニーニの待つニューヨークでの演奏会を行う為に乗った飛行機の離陸失敗でした。この飛行機事故で二人の生存者が残ったのですが、この度はカンテルリはこの二人になる事はありませんでした。そして訃報は到着を待つトスカニーニは知らされる事は無かったと言います。36歳の若い天才指揮者の死でした。

      このザルツブルク音楽祭で詳細を浴びた指揮者がもう一人。それがフェレンツ・フリッチャイ。1956年当時彼は42歳。2年後に白血病の悪化、カンテルリの後を期待されるようにモーツァルトの歌劇《イドメネオ》で追加演奏会が開かれるほどの大評判を得ますが、その翌年に《ドン・ジョヴァンニ》を上演した後で白血病の悪化が進み、闘病生活を送っていたまま音楽界に戻ること無く亡くなります。1963年、48歳での病死でした。

      何かの巡り合わせでしょうか、この1956年のザルツブルク音楽祭というのはフルトヴェングラーの後を受けてヘルベルト・フォン・カラヤンが音楽祭の代表となった年なのです。そしてまた、この1956年にハンガリー動乱をくぐり抜けた若き指揮者が居ました。ピアニストのジョルジュ・シフらと共に西側へ亡命を成功したのがイシュトヴァン・ケルテス。ケルテスはフリッチャイの後を受けて登場したラファエル・クーベリック --- フリッチャイが白血病視した1968年、クーベリックは“プラハの春”事件の渦中にありました。 --- と入れ替わるようにウィーン・フィルの期待を得ます。しかし、1973年のこと。ウィーン・フィルとブラームスの交響曲第4番を録音している途中で、録音の合間に遊泳中に海岸から姿を消してしまいます。溺死したと判断された43歳での死でした。

      カンテルリ、フリッチャイ、ケルテスは、帝王カラヤンの10歳、20歳年下となる“ライヴァル”と言われていた存在でした。その3人の中でひとりでも事故や病気を逃れていたら、カラヤンに“帝王”の冠はついていたでしょうか。

      中でもケルテスはカラヤンの後継者とも賞賛され、何よりウィーン・フィルの信頼を浴びていました。ケルテスの死を惜しんだウィーン・フィルは、ブラームスの交響曲第4番がこのままお蔵入りになるのは悲しいと、録音されず終いとなった第4楽章を指揮者なしという前代未聞のレコーディングで完成させています。ウィーン・フィルの意地だったのか、ザルツブルク音楽祭の主役はウィーン・フィルであり、ベルリン・フィルから退任を求められたカラヤンがウィーン・フィルだけで今後は続けていこうと決断した矢先にカラヤン自身が急死。「左胸のあたりが調子悪いから、自宅の温水プールで泳いだ」数時間後の心不全での最後でした。ケルテスの死にはカラヤンの陰謀説もあったぐらいで、因縁めいた最後にも思えます。そして、長年の関係であったにもかかわらずカラヤンとウィーン・フィルの進行中だった録音は未だ手つかずのままに放られています。

      カラヤンはウィーン・フィルとの関係を改めて深めて、1991年にはザルツブルク音楽祭に戻ってくる予定になっていました。それから数えて20年。数多くの録音が未だ生きているカラヤン。SP録音、モノラル録音からステレオ録音、デジタル録音とどのくらい有るのでしょうか。カンテルリが残したステレオ録音は、わずか6曲。そのうちの貴重な1曲がこのベートーヴェンの7番の交響曲です。[ JUGEMテーマ:アナログ ]

      Cfp103baiyaku

      売約済 2010年3月12日に、アマデウスクラシックス第20回頒布盤として案内したレコード。

      【交響曲】

      • レーベル:英 EMI CLASSICS FOR PLEASURE
      • レコード番号:CFP - 103
      • オリジナリティ:1stラベル

      曲目: ベートーヴェン:交響曲No.7

      演奏:

      • 指揮: グィド・カンテルリ 
      • 管弦楽: フィルハーモニア管弦楽団


      試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:

      • 1956年に36歳で亡くなった、カンテルリが残したわずか6曲のステレオ録音。そのうちの貴重な1曲がこのベートーヴェンの7番の交響曲。オリジナルは超高価なレコードですが、このCFP盤は最初期のプレスということで音質は優秀。盤もそれなりの重量があります。オリジナルに近い自然な弦の音ながら、オーケストラ全体には力感があるというEMI初期のステレオ録音の良さがあります。
      • 盤は2楽章の終わりに大きくない数回のプチ音があり、小さいチリ音が聞こえるところもありますが全体では良い状態で鑑賞できます。目に見える傷はありません。
      • ジャケットは正面コーティング。綺麗な状態ですが、裏面に若干の書き込みがあります。
      • それにしてもこの人とフリッチャイとケルテスが、こんなに早く亡くならなければ....。


      ⓇNM ⒿNM

      価格 ¥6,000(¥6,300 税込み、送料無料)

      お問い合わせはこのエントリーに、コメントして下さい。
      稀少なオリジナル盤を紹介しているアマデウスクラシックス( http://amadeusclassics.otemo-yan.net/ )で扱っているレコードは 一点物ですから、オーダーは先着順に応じさせて下さい。

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      いつまでもいつまでもうつくしく シュリンク!ワルター ブルックナー:交響曲第9番

      2010.01.31 Sunday 16:53
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        1月も今日でおしまい。 
        熊本にTwitterで知り合った友達が旅行できています。いつまでもいつまでも熊本で楽しんでいて欲しいのですけれども、そうわがままも言えません。 
        でもあいにくのお天気の悪さ。寒くはないのが救いですけれども、南国熊本のイメージではないでしょう。

        今年がアニバーサリーになるマーラーがレコード録音が頻繁になるのは、LPレコードがステレオになった頃からだと思うのですけれどもブルックナーは思っていたより古くSPレコードの時代から録音があるようですね。 
        マーラーのようにオーケストラの編成は大きいけれども、ハンマーやらチェレスタやら変わった楽器が必要としないからだったかも知れませんね。 
        ブルックナーをわたしが聴いたと言えるのは《交響曲第4番》だったと思います。レコードを買いに行ったら2枚組で、その時廉価なシリーズで出ていたのがブルーノ・ワルターの録音。ジークフリート牧歌も最後の第4面に入っていて、そのレコードが最初だったかも知れない。

        ブルックナーの《交響曲第9番》はその後、色々な演奏家で聴きました。最も多いかも知れません。未完成と言うこともあって、全3楽章で完結しているような演奏。あるいは、まだ先があるように空に音が留まったまま終わる演奏も、どちらも素晴らしい。1つの楽章こそが1つの区切りになっているものだと思います。

        アマデウスクラシックス( http://amadeusclassics.otemo-yan.net/ )として今では仕事のパートナーとして関わっているクラシック音楽専門のレコード店へ通い始めた頃に買っていたので、もしかしたらだからこそわたしのことはお店の店長の印象に残っていたのかも知れません。 
        ブルーノ・ワルターのブルックナーのレコード。1959年録音のレコードで50年も経っています。盤面に少々傷があっても不思議ではないけれども、ジャケットのシュリンクが残っているのは驚かされますね。[ JUGEMテーマ:クラシック音楽 ]


        ms6171.jpg


        ☆通販レコードの紹介☆ 
        【交響曲】 
        レーベル:米 COLUMBIA 
        レコード番号:MS-6171 
        オリジナリティ:オリジナル

        曲名:ブルックナー:交響曲 No.9

        指揮:ブルーノ・ワルター 
        オーケストラ:コロンビア交響楽団


        試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション: 
        ワルター晩年の美しい美に包まれた演奏。ここでのワルターはこの美しいシンフォニーをいかに歌いきるかに命をかけているかのようで、そのフレージングは永く切々といつか来る自己の生の終わりに対する、問いかけを思わせるものです。編成が小さいと言われるコロンビア交響楽団、その為に内声部の木管がより聞こえることが、その印象をより強めます。名演。 
        録音は弦に艶もあり、細部も良く聴き取れ大音量でも歪み感無く優秀。

        盤は全体に優秀で、チリ音もほとんどありませんがB面の始めに3mmほどの極浅い傷があり、その間鑑賞の邪魔にならないレベルのプチ音があります。

        ジャケットはシュリンクに包まれた良い状態で、裏面も真っ白です。

        ⓇNM ⒿNM

        価格 ¥8,000(¥8,400 税込み、送料無料)

        お問い合わせはこのエントリーに、コメントして下さい。 
        一点物ですから、オーダーは先着順に応じさせて下さい。


        下は、ブルーノ・ワルターのブルックナーの録音から、お薦めCD3種。


        コロンビア交響楽団,ブルックナー,ワルター(ブルーノ)
        ソニーレコード
        (1999-04-21)
        コメント:1959年録音。マーラーの弟子が録音したブルックナー。どう聞けばいいものか、好意的な感想よりも、痛烈な感想の方が目にとまりやすいというのも面白いですね。晩年のワルターが若い時の想い出をどこまでもどこまでも思い出して終わらせたくないような終楽章が印象的。

        ニューヨーク・フィルハーモニック,ブルックナー
        ソニーレコード
        (1996-03-21)
        コメント:ブルックナーの交響曲第9番が第3楽章までしか書き上げられていないので、テ・デウムをその後に演奏して全4楽章とすることを書き残していたとか。しかし、面白いものでそうした録音は多くはない。最近分かったことでもないのに面白いことです。

        コロンビア交響楽団,ブルックナー,ワーグナー,ワルター(ブルーノ)
        ソニーレコード
        (1999-04-21)
        コメント:ブルックナーの交響曲第4番の名演盤とされているもの。朝靄の中にユニコーンが白い姿を表すような出だしが印象的。聴いている間にいつの間にか眠ってしまっていることの多い録音。なぜだか分からないけれども、わたしの子守歌にはこの録音以外にはないような存在になっています。

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        美盤!! 17枚の至宝の1枚!!オリジナルを凌ぐレコード カンテルリのザ・ホールマーク・オブ・クォリティ盤

        2010.01.30 Saturday 12:50
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          飛行機の中だから、iPhoneは使えないのか。

          週末を使って、静岡のTwitterフレンドが熊本に旅行で向かっている。 
          3時間前に愛知県の中部国際空港セントレアからのフライト時間に間に合ったと、足取りが伝わっていますから熊本空港にそろそろ到着する頃でしょう。天気も薄く曇っている程度ですから問題無く到着できることでしょう。


          飛行機はどちらかというと飛び立つ時が不安定になるのだとか、地球にへばりついて生きている人間が地上から離れようとするのですから、人々に愛されている人ほどに揚々と旅立ちを許して貰えないのかも知れません。 
          面白いもので、優れた才能は一人で成長するものではなくて競争できる同レベルの才能があってこそ高く伸びるのではないかしら。 
          音楽家も同じでしょう。大指揮者は対立する存在の指揮者が居るもの。 
          さて、国際的に大指揮者としてはレナード・バーンスタインがいます。 
          カラヤン、バーンスタインと言いますが、カラヤンはバーンスタインからひとまわり年長。 
          バーンスタインの同輩の指揮者、それがグィド・カンテルリぐらいではなかったかしら。

          「私は長い経歴の中で、これほど才能のある若者に出逢ったことがありません。彼はきっと成功します、この先きっと」と、トスカニーニの保証を受けたグィド・カンテルリ。1950年9月、30歳の時に名だたる大指揮者がいる中で英HMVが最初のLPレコードの録音をカンテルリで行うと白羽の矢を立てました。 
          英HMVは英EMIの前身で、HMVとは「HIS MASTERS VOICE」の略です。犬のニッパー君が蓄音機に耳を傾けている絵柄がロゴ。 
          日本ではビクターレコードで知られているマーク。アメリカではRCAレコードが商標として使っています。 
          ですから英EMIの録音は、時に米RCAから発売されていたりしますね。

          カルロ・マリア・ジュリーニを退けるほどの勢いで名声を集めていたカンテルリの音楽生命は、6年で飛翔に失敗してしまいました。 
          踏切が足りなかったのでしょうか、じっくりと踏み出せなかったのでしょうか。 
          トスカニーニの後継と目されていたカンテルリが亡くなったのを追うように、まもなくトスカニーニもなくなり、カンテルリが指揮するはずだったコンサートで代役を務めてレナード・バーンスタインはさらなる躍進をしたのでした。

          今、どれほどのクラシック音楽愛聴者がグィド・カンテルリの名前を話題に挙げる人がいるのでしょう。 
          一般的に良く名前が挙がるようになったら、陰謀説など指揮者を主人公にしたドラマ、映画で登場することになるようになるかなあ。[ JUGEMテーマ:なんかとっても誰かに勧めたい音楽。 ]


          lhmv13.jpg


          ☆通販レコードの紹介☆ 
          【交響曲】

          レーベル:米 RCA

          レコード番号:LHMV-13

          オリジナリティ:THE HALLMARK OF QUALITY ラベル、1stラベル

          曲目:シューマン:交響曲 No.4、ワーグナー:ジークフリート牧歌

          指揮:グィド・カンテルリ 
          オーケストラ:フィルハーモニア管弦楽団


          試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション: 
          英EMIに録音したものを米ではRCAが出したものですが、一連のこのザ・ホールマーク・オブ・クォリティ(品質保証の意)で出されたものは本家の英EMIの音質を凌ぐと一部では昔から言われています。ここでもジークフリート牧歌での弦の透明な響きは美しく艶もあり、ほりの深い音で本家のEMI盤を凌ぐものと言っても良いでしょう。 
          演奏も澄んだ響きの中に深い呼吸を持って、伸びやかな歌を歌ったまさに一級品です。この人が早死にをしなかったらと残念でなりませんが、それでもカンテルリは17枚のLP分の録音を残してくれたのです。それらの1枚1枚が宝物と言って良いでしょう。


          盤は極小音量のところでチリ音が聞こえるくらいで、大変良い状態で鑑賞できます。


          ジャケットはBox仕様で独立したリトグラフが付いています。どういう事かって? 
          それは見てのお楽しみ....。ところでわたしは「フルトヴェングラーのバイロイトの第九」で、このザ・ホールマーク・オブ・クォリティ盤が一番良いという人を知っています。皆さんも機会があれば一度耳にしては....


          ⓇNM ⒿNM

          価格 ¥9,000(¥9,450 税込み、送料無料)


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          コメント:グィド・カンテルリがどういう指揮者だったのかと、未だ聴いたことがないクラシック愛好家にはグィド・カンテルリ国際指揮者コンクールで認められた指揮者にはリッカルド・ムーティ、エリアフ・インバルがいると名前を挙げればイメージが掴みやすいのではないかしら。

          コメント:幻の大指揮者、グィド・カンテルリの最も良い演奏を1枚と尋ねられたらCDならこれが一番でしょう。英HMVの録音が最も良い音でCDに写すことに成功していると思います。カンテルリの名刺代わりのようだったロッシーニの序曲も聴くことができます。クライマックスへの爆発は独特です。

          コメント:ドビュッシー、ラヴェルでも独特な魅力で聴かせます。胸のうちに大きな爆発力を持っているからこそ、繊細な描写を信条としているような音楽に弱々しさを感じさせないのかも知れませんね。しかし、LPレコードの録音初期には「海」の優れた演奏、録音が多いですね。録音技術の発達に何かいい関係なのかも知れない。

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          ゴールドステレオラマラベル盤 ドヴォルザークの交響曲第5番(!?)新世界から

          2010.01.30 Saturday 06:00
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            まもなく午前6時。熊本は気温は低いはずなのですが、空気はかなり乾燥しているようです。冷え冷えとした感じはありません。でも昨日の朝には近くの街で火事が起こっていますから火の用心。 
            部屋の中にいても喉を痛めて、風邪をひく心配もありそうです。

            昨日の夜、金曜ロードショー「エラゴン 意志を継ぐ者」をはじめて観ました。 
            生まれたばかりのドラゴンが雷を受けて急成長しました。いずれは火を吐くようになるのですが、火の属性何ですね西洋のドラゴンという存在のシンボルは。 
            日本では青龍、風の属性ですよね。太陽との関連性もあるから、風で火が成長すると観るならば火の属性かも知れません。火、風、水、金が対立していると言ったら語弊があるかも知れないけれども、それぞれで世界が完結しているような感じ。一方日本の四精霊は、お互いで補い合って一つの世界を護っているという印象があります。 
            エラゴンのドラゴンが、本来持っているものを活かせるようになるためには主であるエラゴンの能力次第と言うのも西洋的ではないでしょうか。 
            日本の神風信仰ではないけれども、精霊の方が力が大きいというのとは違うみたい。 
            ドラゴンを成長させるためには、人そのものが成長する必要があると言うことなのでしょうね。


            オーケストラの指揮者には、ブリーダーとしての手腕を持っている指揮者がいます。ジョージ・セルが中でも優れていたことは知られていますね。アメリカの地方オーケストラだった、クリーヴランド管弦楽団をアメリカの十指に入るほどに育てたのはセルではなかったでしょうか。その後のオーマンディ、マゼルと、クリーヴランド管弦楽団は指揮者に会わせて変わりながら成長してきているようです。

            ジョージ・セルがクリーヴランド管弦楽団で録音した、ドヴォルザークの「新世界交響曲」が録音されたのは1959年。 
            当時のレコードには、「5番」を「9番」に直したあとがあります。 
            今では新世界交響曲は交響曲第9番として当然な印象があって、まだ4つの交響曲が見つかってそれほど立っていないとは思えませんよね。 
            ジョージ・セルのドヴォルザークは名盤揃い。でも、全9曲を録音していないのでしょうかと聞かれるとどう答えたらいいものか。 
            そんな時に、色々説明するよりも当時のレコードを聴かせて、曲名が印刷されているラベルを見せるのが1番手っ取り早い。[ JUGEMテーマ:クラシック音楽 ]


            bc1026.jpg

            ☆通販レコードの紹介☆ 

            【交響曲】

            レーベル:米 EPIC

            レコード番号:BC-1026

            オリジナリティ:ゴールド・ステレオラマ・ラベル、1stラベル

            曲目:ドヴォルザーク:交響曲 No.9 「新世界」

            指揮:ジョージ・セル 
            オーケストラ:クリーヴランド管弦楽団


            試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション: 
            1959年録音。演奏は一糸乱れぬ合奏能力にびっくりの素晴らしさ、オーケストラが室内楽的に聞こえてきます。また、余計な思い入れを省いた純音楽的な演奏で、トスカニーニの演奏に通じる名演です。

            セルの録音は音が固いと良く言われていましたが、それは国内盤の音。 
            本盤は音の分離も良く、鮮明な音を聴かせます。


            盤は優秀、たまにチリ音が聞こえるくらいで、大変良い状態で鑑賞できます。


            ジャケットは大変に綺麗で裏面も真っ白ですが、残念ながら底部に4cmほどの割れがあります。あとはパーフェクトです。


            ⓇNM ⒿEX++

            価格 ¥8,000(¥8,400 税込み、送料無料)


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            稀少なオリジナル盤を紹介しているアマデウスクラシックス(http://amadeusclassics.otemo-yan.net/ )で扱っているレコードは 一点物ですから、オーダーは先着順に応じさせて下さい。


              
             
            セル(ジョージ),ドヴォルザーク,クリーヴランド管弦楽団
            コメント:ケルテスのDecca録音と並んで、セルのドヴォルザークの交響曲はトップを争っています。どちらもドヴォルザークの交響曲が5曲ではなくて9曲あることが世界的発表される時期の録音であることが何故が面白い。中でも「新世界交響曲」はアメリカのオーケストラの演奏が好きです。

            コメント:CBSに録音した8番も良いんだけれど、EMI録音の8番は熱が籠もっています。英国のエンジニアが撮ったからではないと思うんだけれども、ドヴォルザークの交響曲第8番の録音には、英国のオーケストラが何故かふさわしい響きを出します。ドヴォルザークの音楽って不思議なところがありますね。

            コメント:ドヴォルザークをブラームスが支援していたように、ウィーンとチェコのクラシック音楽って縁が深い。のだめカンタービレでチェコ組曲が最初から登場したのには、以外で嬉しくなりました。「のだめカンタービレ 最終章」がウィーン楽友協会での演奏会がハイライトになっていることも、いかにも完結という印象がしますね。

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            CBS盤じゃないんだ!DELOSアナログ盤 オーマンディ/チャイコフスキー:悲愴交響曲

            2010.01.29 Friday 00:28
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              熊本にいても国外からのオリジナルレコードを届けて貰って、聴くことができる。 
              その中から、これはというレコードを熊本からアマデウスクラシック(http://amadeusclassics.otemo-yan.net/ )として通販、オークションで日本全国に教えることが出来る。 
              潤滑に情報交換が、容易に出来るようになって本当に嬉しい。

              住所や、名前など個人情報を伝えることが無くても1枚のレコードからやりとりできるようにも、近々なるという話を聞きました。 
              もっともっと便利になっていきそうで、楽しみ。

              アナログレコードの音の歓びだけは実際に盤を手にとって針をおろして聴いて貰わないと、わたしが伝えたいことを100パーセントは共感して貰えないのは仕方がないですね。

              バーチャルなセックスが近未来ものの映画で出てくることがあるけれども、ネットからの情報だけでは実際に男と女が身体をあわせて、息づかいを感じて、相手の肌の汗を感じて・・・じゃないと、伝えられることが出来ないようなものですね。


              インターネット上には様々な情報があるから、ノウハウを得るには活用すればするほどに良いことばかり。

              1981年はデジタル録音と、アナログ録音との交差点。デジタル録音機と、アナログ録音機を平行して回して録音していた大手EMIやSONY。 
              一方でデジタル録音の機器だけを備えたレーベルが数々登場をはじめました。 
              DELOSもそのようなレーベル。この時期アメリカには数多くCD主体のレコード会社がたくさん出来ました。

              初めて知るレーベル名のCDが、ダンボールで大量に届くのをチェックするのは掘り出し物を見つけるようでワクワクしました。 
              確かに情報のない演奏家が急増した頃で、そんな中にあったのがオーマンディの「悲愴交響曲」でした。 
              わたしが聴いたのはCDだったのですけれども、アナログレコード盤も出ていたんですね。知りませんでした。

              スタジオで数日かけて録音するのを良しと思っていたので、たった1日で作った録音盤なんてライヴのような不備があるのではないかしらと思った物です。 
              でも当時はデジタル録音の編集は難しいものだったんですよね。今のように容易に一部を差し替えることがシステム的に出来ませんでした。 
              編集で録音自体をぱあにしてしまったケースも少なくなかったようです。 
              演奏中に満足できないところがあったら、いっそのことその楽章全体を演奏し直した方がかえって良かったのかも。 
              録音としては理想のデジタルで、切り貼り無しでまるごと撮っていたこの時代の録音は今からするとエネルギーがないと出来ないお仕事だと思います。

              オリジナル盤を手に取る度に、クラシック音楽のアナログレコードのミステリーは深まっていくばかりです。[ JUGEMテーマ:クラシック音楽 ]


              dms3016.jpg


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              【交響曲】 
              レーベル:米 DELOS

              レコード番号:DMS-3016

              オリジナリティ:オリジナル、デジタル録音

              曲目:チャイコフスキー:交響曲 No.6 「悲愴」

              指揮:ユージン・オーマンディ 
              オーケストラ:フィラデルフィア管弦楽団


              試聴感とコンディション:1981年9月26日のデジタル録音ですが、いやあ、そのピタリと揃った弦楽器群の美しいこと。他のオーケストラからは一寸聴けない音色です。それを録音した DELOS も偉い、明らかに COLUMBIA 時代より優れた録音です。デジタル初期の録音ながら、音に厚味とエネルギー感があります。


              盤はチリ音もほとんど無く、大変良い状態で鑑賞できます。

              ジャケットはWジャケット、正面は綺麗ですがコーティングではないので外周にスレがあります。


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              価格 ¥5,000(¥5,250 税込み、送料無料)

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              一点物ですから、先着順に応じさせて下さい。




              (2009-11-04)
              コメント:フィラデルフィア・サウンドと言われて、CBSソニーのクラシック音楽レコードの主力でした。華やかなサウンドが売り物で、再発売も何度もされて新しい録音古い録音が入り乱れていました。オーマンディは悲愴交響曲を5回録音しています。カラヤンに続く記録だけど、7番はこのCDだけで聴ける秘曲です。

              (1995-10-21)
              コメント:オーマンディの3回目の録音となった悲愴交響曲が、最もフィラデルフィア・サウンドを世界的にアピールしたレコードだったのではないかしら。わたしもクラシックの聴き始めは、CBSソニーのクラシックベスト100に充分お世話になりました。この録音もそんな最中に聴いた一枚でしょう。

              (2008-07-25)
              コメント:現在病気療養中の小沢征爾さん。70歳を超えての仕事には、スケジュールの詰め込みすぎではなかったかしら。「9月の新プロジェクトには充分間に合う」というようなことを笑顔でインタビューされていたけれども、そういうのってかえって何かを予言しているようなところがあるんですよね。

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              各楽器の分離も良くて格調高い セル ブルックナー:交響曲第3番 2EYE、初版

              2010.01.28 Thursday 08:45
              0

                アマデウスクラシックス( http://amadeusclassics.otemo-yan.net/ )は熊本から日本全国へ発信しています。アナログレコードでクラシックのミステリーを探求しましょう。

                目玉にあしのあるようなアメリカ、コロンビア放送のロゴマークが、ラベルに2つあるものを「2EYEラベル」と言って親しまれています。音質は繊細さが楽しめることが特色です。

                ジョージ・セルの演奏を日本のCBSソニーで発売されたレコードで聞き慣れていた当時のリスナーが、憂い感にかける無骨さがあると良く感想を残していたものですから、クラシックリスナーに間違った先入観を持たせてきました。確かにセルの容姿や、ハンガリー出身などBIOから印象を受けるものがイメージをがちがちに固めてしまったようです。 
                当時の日本発売盤は、乱暴な装置で再生しても音質がへたらないように材料に添付していたコーティング剤の影響でDEUTSCHE GRAMMOPHONの日本盤と比べて、あたたかみに欠けるものでした。わたし自身もセルの演奏は、無骨なものだと思っていました。

                ジャケットに時間の書き込み、NOT FOR SALEや日付がスタンプしてあるところから、放送局にあったレコードか、レコード店の試聴用の備品だったのではないかしら。[ JUGEMテーマ:クラシック音楽 ]


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                【交響曲】 
                レーベル:米 COLUMBIA

                レコード番号:MS-6897

                オリジナリティ:2EYEラベル、1stラベル

                曲目:ブルックナー:交響曲 No.3

                指揮:ジョージ・セル 
                オーケストラ:クリーヴランド管弦楽団


                コメントとコンディション:キリッと引き締まった、いかにもセルらしい演奏ですが弦を前に出しメロディーを良く歌わせています。繊細で格調高い演奏です。 
                盤はチリ音もほとんど無く、優秀。A面で大きくないプチ音が1回あるぐらいです。 
                ジャケットはコーティングでないので、正面に若干のすれ。裏面に前の持ち主の演奏時間の書き込み、それに NOT FOR SALE、1967年1月などのスタンプが押してあります。

                音質は各楽器の分離も良く歪み感もありませんが、強いて言えば低音域が若干薄いかも知れません。


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                セル(ジョージ),ブルックナー,シュターツカペレ・ドレスデン
                ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
                (2006-07-19)
                コメント:手兵クリーヴランド管弦楽団とドレスデン州立歌劇場管弦楽団のライヴを、あわせて聴くことがジョージ・セルの本質が聞こえてくるのではないだろうか。ライブで燃え上がるオーケストラサウンドを堪能してみませんか。

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                コメント:セル演奏の、ドヴォルザークのスラヴ舞曲はアナログレコードの宝物。クーベリック、カラヤンと、このセルの三枚のどれをあなたは指示しますか。

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                コメント:ジョージ・セルの「皇帝」協奏曲。スタイルが古いと思いきや、古楽器全盛の演奏に耳が慣れた現代だからこそ、もしかしたらセルが響かせていたベートーヴェンは古楽洋式に則っていたのではないかと気づかせてくれます。

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