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    映像の中のクラシック音楽☂新・科捜研の女3に「断頭台への行進」

    2010.12.08 Wednesday 20:48
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      熊本でもノロウイルスの感染で、休校になった小学校が出たようです。いつまでも夏が続くような気候でしたし、秋に黄砂といった数年来無かった体調を崩す要因になりそうなこともありました。急な冷え込みで早朝寒くなっていた熊本も、夕べは午前2時頃から冷え込みました。朝には雨に変わってかえって気温はゆるんだみたいでしたが夕方になって雪汁のような小雨がしとしとしています。
      ついつい、風邪だろうと思い込みそうです。ノロウイルスに用心して生活しないといけませんね。
      さて今日テレビを観ていて音楽番組ではないサスペンスドラマの中で、ベルリオーズ作曲「幻想交響曲」からのメロディを見つけました。
      熊本では先日から、午後4時のサスペンスドラマの再放送は沢口靖子さん主演の「新・科捜研の女3」が放送されています。
      今日(2010年12月8日、水曜日)の放送は、バスツアーに乗り合わせた女性社長たちのバスに時限爆弾が仕組まれて身代金を要求されるという事件。この車中に仕掛けられている爆弾の有り場所を見つけるために携帯のラジオが使われるわけですけれども、そのラジオの存在を主人公榊マリコに意識させる時に椅子から落下して鳴り響くラジオで聞こえてきた曲がベルリオーズの幻想交響曲、第4楽章の中程のファンファーレ。

      一瞬は、イタリア奇想曲かと勘違い。放送で使用された演奏は一般的な演奏の中ではテンポが速いものでした。携帯ラジオからなので甲高くも聞こえたので思い違いするところでした。

      この第4楽章は「断頭台への行進」というタイトルがついています。刻一刻と近づく時限爆弾と不調が会っています。番組は「人質になったマリコ 京都〜淡路島、高速バス爆破予告」。女性実業家3人は偶然に乗り合わせたのではなかった・・・というネタバレです。実行犯にされたのは、事件を思いついた1人の男。バスに乗り合わせていなかった協力者の手で身代金は偽札にすり替えて男の手に。3人の女性は境遇はそれぞれ違うものの、出身地が同じで共通の恨みがあったのでした。

      放送で聴いた演奏は、シャルル・デュトワ指揮の録音ではないでしょうか。[ JUGEMテーマ:クラシック音楽 ]

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      芝居がかったロンドンの傘と死と乙女

      2010.08.30 Monday 23:45
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        コメント:クラスメートに教えてもらって初めて観たのが、どの作品だったかハッキリとはしないけれどもクラシック音楽が良く登場していたのであとで調べられるようにと録音だけ録っていたのが懐かしい。きっとDVDがでてたのなら揃えて貰えたでしょうね。

        コメント:SHM-CDが登場した時、思いがけず評判が好かった1枚です。リリースカタログを観た時には、わたしは見のがしていました。SHM-CDの美点はピアノの自然な音像。古い録音ですが何十回も再発売されてきた2曲が新鮮に聴こえました。

        コメント:梅雨でもないのに傘を手放せない日々が続いています。9月というのに台風7号、8号が沖縄の南にある。バスには貸し出してくれる傘が用意してあるものの、分かっていて用意していないと思われそうで気がひける。

        陽の沈む位置が南にずれてる

        髪を切りに行く途中で大ダコに襲われそうになったり、大蛙に会えたので熊本城にいる間は突然に降り出した激しい雨の被害にあうことは免れたけど、帰りはバスが水没しそうになったり川が氾濫しそうだったり。

        帰り着いた途端に烈しい雷雨で衛星放送が受信障害、「龍馬伝」は地上波で観たけれども「帰ってきたウルトラマン」を見のがしてしまいました。夜は震度3の地震があって疲労困憊。ようやく月曜日の夕方ぐらいから体調が落ち着いてきました。

        8月もあと1日。朝の燃えるゴミ出しの時、小学校の駐車場は綺麗にしていて車も止まっていなかったけれども、新学期の準備は万端ね、と感じました。9月1日には仕事も慌ただしくなるだろうから明日の午後まではゆっくり出来ると良いなと思っています。1日からはまたしばらくは更新が不規則になります。

        夏の間、雨が降っていない限りは夕方写真が撮れる時には《熊本の夕暮れ》シリーズとして続けてきましたけれども、沈む位置が南の建物の影になったら暫く休止です。

        ※ ※ ※

        ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」初版本が遺体のあった枕元に、伏せて置かれていたことに最初の疑問を抱いたコロンボ。米カリフォルニア市警察の警部補、コロンボが研修としてスコットランドヤード(テレビではロンドン警視庁と訳されています)にやってくるお話しで、コロンボがカメラを撮りまくるシーンでロンドンの名所がたくさん挿入されていて観ていて楽しく、大好きな「ロンドンの傘」。その為にコロンボの愛車は登場しません。

        8月30日、午後9時からNHKのBS2で四夜連続で「刑事コロンボ」名作選。その第1夜に「ロンドンの傘」が放送されました。死体は亡くなった(殺された)サー・ロジャーの寝室で発見。

        コロンボが叔母の料理の本を伏せておいたら、背表紙が傷むと叱られたことが疑問を抱いたきっかけ。同行していたロンドン警視庁の刑事(ダーク部長)はスルーしたものの、本を読んでいたのなら老眼鏡は何処だろうとコロンボの次の疑問が遺体を解剖してみようと操作に関心を持たせることになります。

        犯人の舞台女優リリアンを演じたのは、ボンドガール(ゴールドフィンガー)も演じたオナー・ブラックマン。犯行現場は楽屋で争っていての転倒死。遺体を動かしたので法的には殺人と偽装という罪になるのでしょうか。争った際に胸にしていた真珠のネックレスがちぎれて、殺されたサー・ロジャーの傘の中に真珠の珠が入っていたと合ってもいないので犯行はしていないというアリバイが否定されて、犯行の自供をさせることに成功して事件は解決。

        でも、これ。コロンボが仕掛けたワナ。パーティの誘われた時に拾った真珠を目を盗んで投げ込んだのでした。

        コロンボがこっそりと証拠物件を傘に投げ込んで、犯人の自供を誘うというワナを仕掛けます。法的証拠にはならないですよね、でも刑事の仕事はここまで。

        ロンドンでの事件なので法的追求をどうするか、そもそもコロンボのお仕事ではありませんね。[ JUGEMテーマ:ミステリ ]

        番組中、サー・ロジャーの告別式でシューベルトの弦楽四重奏曲《死と乙女》の葬送行進曲が演奏されていました。

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        《映像の中のクラシック音楽》理由なき反抗〜ワグナー:ワルキューレの騎行

        2010.08.23 Monday 23:28
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          (2010-04-21)
          コメント:親がしなさいと言えばしないし、だめだと言うことを仕様とするのが子どもで子どもは勝手に育っていくものです。親も子どもの頃があったから分かると思います。だからこそ必要とされたらその時を逃さないようにしたい。それを気づかせてくれる名画です。

          コメント:クナッパーツブッシュのリングは神話物語としてよりも人間ドラマを聴くような思いです。音像は遠目だけれどもどっしりとしていて物事を顔に出さないでこなしている、一時代前の父親像を感じます。

          NBC交響楽団,ワーグナー,トスカニーニ(アルトゥーロ)
          コメント:ハリウッド・ライクなワグナー。ワルキューレの騎行とジークフリートのラインの旅、葬送行進曲だけという純粋な管弦楽曲だけをピックアップしてダイジェストしているけれどもリング世界を観光してまわったような面持ちがあります。

          愛の形を問う言葉。わたしも一緒に頑張ろう。お前が望むように強くなる。と、父親が息子を抱きしめて受け入れる。

          息子が父親の脚にすがって、親の愛情に甘えることが悪いことではないと頑なだった心を解放する。

          映画「理由なき反抗 Rebel without a couse 1955 」のラストシーンです。主演はジェームス・ディーン。わたしの母も映画の話題となると良くジェームス・ディーンの話をしていました。母にとっては「エデンの東」が印象的だったようです。映画は好きで良く観ていたようですが、映画とスターをきちんと結びつけて話題にしていたことは少なかったと記憶しています。映画の配給の中継ぎ(事務仕事でしたが)の仕事をしていた時代とは違うので嫌なことがあると映画館に言っていたと話していたので、その時分にでも観たのでしょうね。

          NHK Bs-hiで午後3時から放送されましたが番組告知は観ていたものの今日の放送だとは思っていなかったので、初めから見始めたのは偶然なのか?

          思い返せば、台所に立ったついでに仏飯(ぶっぱん)をあたらしくしてお線香を上げたのは偶然ではないでしょう。きっと母と一緒に見ていたのでしょうね。

          わたしは親の愛情に甘えっきりのままでしたが、映画「理由なき反抗」の主人公は件名に自分だけで道をさがしてもがいています。そうした生き方の時代だったのでしょうね。特に若い男性は。時代は20年周期で揺れていると言いますけれども、ジェームス・ディーンの嘆く姿を観ていてランボーのシルベスター・スタローンの表情が重なったのはわたしだけの勝手な印象でしょうか。

          仲良し家族というのがあります。友達同士のような親子の姿は、微笑ましいし日常はその方が良いとも思うのですけれども、仕事で同棲を指導するのが骨折れることであるように父親は息子に男親として接しなければいけない時がある。母親にとって娘というものは接し方の難しいところもあります。

           

          ジェームス・ディーンが映画が始まって10分のところで、警察署でふてくされながら口笛で吹いているのが「ワルキューレのテーマ」です。溺愛している娘の言うことにはうんと言ってしまう父親。娘は戦乙女のブリュンヒルデ、男勝りのマイペース。父親は神々の長ウォータンで契約を司っています。世間体は厳格な父親です。

          最初ウォータンはブリュンヒルデにジークムントとジークリンデの若い夫婦を見守るように命じます。しかしブリュンヒルデが父親の命を実行に出かけてしまったあとで、ウォータンの妻がやってきて祝福をされた結婚ではないから夫婦とは認められないと夫ウォータンに詰め寄る。「契約の神なのだから筋が通らない」と。

          ウォータンはブリュンヒルデの後を追って前言を撤回するのですが、けなげな若い2人に心ふるわせてしまっていたブリュンヒルデは可愛そうだと懇願。それに「お父様は護れとおっしゃった」と言い返す。表向きと内心、妻と娘の2人の女性の間に立って自分の立場を作ろうとする夫。ウォータンの妻フリッカも、直接娘ブリュンヒルデに言えばいいものを言いにくいものでもあったのでしょうね。

          ジェームス・ディーンのファンは多いし、映画「理由なき反抗」もたくさんの研究がされていると思います。映画の冒頭で口笛で吹いていたので、解釈は色々でているでしょう。わたしはジェームス・ディーンと父親、そして夫婦というものを楽劇「ワルキューレ」に遠からずなぞっているのではないかと感じました。[ JUGEMテーマ:懐かしのハリウッド映画 ]

           

          理由なき反抗

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