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Duke Robillard
Rounder Select (1992-01-22) コメント:ブルースには疎いので今日のように、たまたま目にとまっても素通りしてしまうことが多いので全曲聴いたのは珍しい。とは言っても発売から20年近く経っているわけで今日出逢うべきCDだったのだと思います。つい先日録音されたような新鮮さを感じました。 |
ミュージシャンズミュージシャン。と言ってもリーダーアルバムの数は多くて、「セッションの時だけにプレイするだけですから」と謙遜しているミュージシャン・・・楽器演奏が達者なだけの泳ぎ上手なプレイヤーさんには刺激になるんじゃないかしら。デューク・ロビラードさんはフェビュラス・サンダーバードが活躍していた頃からのたたき上げ、ボブ・ディランのアルバム録音に参加したり、トム・ウェイツのツアーに加わっています。大御所的存在だけど音楽からは感じられないほどでフレッシュ。
ロビラードさんのギターサウンドの魅力は、手作りのギターモデルの音。自分の演奏する楽器だから、人任せにしないで自身で調整できることは強みですね。信頼していても何か起こるもので、例えば演奏会直前になっても使用する楽器が手元に届いていないようなことがあるとはらはらするばかりで、滞りなく運んだとしても演奏会の方はお座なりだったりするんじゃないかしら。
アルバムのタイトルのように近況を振り返ってみると、わたしも先日のレコードコンサートでは、お盆が挟まったりで、レコード所有者の方が初盆でもあったので事前に受け取ることが出来なくて電話連絡だけで演奏家や盤の状態を伺っただけ。有名な演奏家の知られた録音でもあったから、わたしも良しとしたわけですけれども前日にはちょっと不安になりました。レコードを所持して向かうときには盤に事故がないかと別の心配もありますけれども、自分で管理できる状況であれば対策も出来るものです。なにもかもを自分で背負い込むようだと自由がきかなくなって、面白くの無い紋切り型に終わってしまう。ハプニングはエキサイトするものだけれども、色々と後腐れを残したりもしますね。何ものも相互作用があるもので、割り切ったことは出来るものではありません。
あれこれと傾向の違う、聴いたようなサウンドが盛りだくさんのデューク・ロビラードさんの1991年リリースの「Turn It Around」ですが1960年代を感じる曲でもフィーリングが懐メロになっていません。今日、聴いている時点で発売されてから20年経っているわけなのに夏に行って聞いたフェスティバルを思い返しながら聴いているような印象を受けました。[ JUGEMテーマ:今聴いてる音楽教えてください! ]
Duke Robillard - Turn It Around (1991)
Genre: General Blues | Release: 1991 | 1CD |
Tracklist: