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名曲のこよみ 8月17日は《ジークフリートの葬送行進曲》を聴く

2010.08.17 Tuesday 23:42
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    今日は何の日? 記念日になっているクラシック音楽は・・・ワグナー作曲 舞台祝典劇《神々のたそがれ》から「ジークフリートの葬送行進曲」はいかがでしょう。

    8月17日は、《ニーベルングの指環》の初演が終わった日・・・1876年(明治9年)のことです。

    第1回のバイロイト音楽祭で初演された、《ニーベルングの指環》は序夜と3日間かけて上演される4部作「ラインの黄金」、「ワルキューレ」、「ジークフリート」、そして「神々のたそがれ」の全体のタイトル。この4部作を上演するだけのために作られた歌劇場がバイロイト祝祭歌劇場で、毎年7月末から8月の間だけ開催されます。専属の歌手、オーケストラを置かないことで得意な運営ができるようになっています。ほとんどのオーケストラがこの夏の期間は演奏会を開きませんから、楽器奏者にとっては特別報酬を得る機会にもなります。

    ある年はウィーン・フィルのメンバーが多くいたり、それがベルリン・フィルであったりと言うこともありますから、固有の響きに囚われることのないバイロイト独自の響きが楽しめることになります。

    4日間で総ての上演時間を総計すると16時間ほど。ビートルズの公式録音を聴くのと同じくらいの時間です。4日間と行っても、バイロイト音楽祭での上演では間に1日の休みを挟んで5日間をかけて完成します。4つの作品は連作ですけれども、それぞれの作品の間には長短の年月が流れていますから鑑賞する方も休みを鋏ながら楽しむのが心地良いものとなります。

    ワルキューレの騎行についで、良く聴かれる管弦楽曲が全体を通しての主人公であるジークフリートが殺されて運ばれる時に演奏される「ジークフリートの葬送行進曲」です。

    ジークフリートはドラゴン退治をした時に、龍の血を舐めたので不死身の身体になりました。身体中に持ちをあびて無敵の肉体にもなったのですが運命はイタズラなもので森の木の葉が1枚、背中に舞い降りてきて急所となってしまいます。ジークフリートがおろされたのはギービヒ家での結婚式の前夜。ジークフリートはブリュンヒルデと結婚していたのですが、ギービヒ家を訪れた時に“忘れ薬”を飲まされてしまいました。そのことを知らなかったブリュンヒルデは、ジークフリートが気変わりをしてしまったと怒り半分、弱点を証してしまっていたのでした。

    ブリュンヒルデは神の娘、戦(いくさ)の女神ワルキューレだったのですが父親の大神、ウォータンの言いつけを聞かなかったので普通の女性になってしまっていました。まあ、それも一旦は目をつぶろうとしたウォータンに、それでは長として示しがつかないでしょうって妻、女神フリッカに釘を刺されて渋々といった行動。女性に振り回されぱなっしの結末です。[ JUGEMテーマ:今日、こんなこと、あんなこと、あった。 ]

     






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    ワーグナー,ショルティ(サー・ゲオルグ),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    ユニバーサル ミュージック クラシック
    コメント:上演に4日間が必要なオペラ《リング》。CDでも15枚から16枚に及びます。交響楽と歌で組み立てられているような作品ですから、カラオケのような歌を省いていても間が抜けた聴こえ方をしないのが面白いところです。

    クリーヴランド管弦楽団,ワーグナー,セル(ジョージ)
    ソニーレコード
    コメント:古い録音ながら、SACD化されて息を吹き返した録音。乾燥した響きだといわれていたこれまでの日本盤は、一体何だったのかと考えさせられました。レコード化される過程にオーディオメーカーの意図が何か働いていたのかも知れませんね。

    石川 栄作
    講談社
    コメント:《リング》の主人公ジークフリートって、ヨーロッパではどういう存在なのか。最近出た《リング》関連本の中では読みやすくて、オペラの理解も深めることに役立ちました。作品のとらえ方の発想を変えることが出来ました。お薦め本です。

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    2020.08.04 Tuesday 23:42
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