2009年01月の記事 | クラシック音楽を楽しむアマデウスレコード

クラシック音楽を楽しむアマデウスレコード

http://amadeusrecord.net/
アマデウスレコードのサイトは上記アドレスへ移行しています。
音楽をキアロしませんか?
クラシック音楽に限りません。
音楽についてのあなたの謎を教えて下さい。

今日の売れ筋アイテム

スポンサーサイト

2023.05.24 Wednesday
0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    Creative Commons License
    This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License


    - | - | - | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

    It is downright lovely nut :)

    2009.01.29 Thursday 08:00
    0


      [瞬間写真]
      Creative Commons License
      This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License


      - | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

      You in a Song - 中上誠章先生画集

      2009.01.28 Wednesday 00:00
      0
         左上のスピーカーアイコンをクリックすると、音楽が再生されます。


         JUGEMテーマ:小説/詩
        YOOXバレンタイン
        YOOX.COM(ユークス)
        Creative Commons License
        This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License


        | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

        1世紀ぶりの新作短編初演 著作者はモーッアルト

        2009.01.24 Saturday 14:00
        0
          71
          71 posted by (C)ようこ
          031
          031 posted by (C)ようこ

          Un manuscrit inédit de Mozart dans les mains de Daniel Cuiller

          新発見直筆譜

          Daniel Cuiller, directeur de Stradivaria, L’Ensemble Baroque de Nantes, s’est vu confier par Yannick Guin, ex-adjoint à la Culture de la Ville de Nantes et Jean-Paul Davois, Directeur d’Angers Nantes Opéra, le déchiffrage d’un manuscrit inédit de W.A. Mozart découvert dans les archives de la Médiathèque Jacques Demy de Nantes, en février 2007.
          Ce manuscrit, au format italien, a été authentifié l’été dernier par un musicologue du Morzarteum de Salzbourg (Autriche).

          DCuiller_Graslin_1

          Daniel Cuiller a étudié ce document d’une valeur inestimable et précise : 
          « Ce manuscrit recèle la présence de deux pièces distinctes :
          - La première ligne musicale est le premier jet d’une partition, un brouillon de musique vocale d’une écriture assez complexe dont il est difficile d’envisager le développement.
          - Le deuxième extrait, composé de 2 lignes, est le début d’un Credo.
          Les six premières mesures introduisent un thème en ré Majeur (partie de premier violon), suivie par l’entrée d’une ligne de chant – probablement de soprano. 
          Le texte du Credo manque sous la ligne de chant.

          020
          020 posted by (C)ようこ

          Cette partition est restée à l’état de brouillon, d’essai, d’épreuve …
          Avoir entre les mains un manuscrit copié par Mozart me touche profondément, même si ce n’est que l’esquisse dont on ne trouve pas le lien avec les œuvres connues de Mozart. »
           

                42
                42 posted by (C)ようこ

          Au regard de l’importance de cette découverte et sous réserve d’une confirmation, René Martin, directeur de la Folle Journée, a émis le souhait de voir ces quelques notes inédites interprétées lors de la prochaine Folle Journée à Nantes en janvier 2009, en première mondiale. (写真は、ストラディヴァリアのWebサイトでプレス公開されていました。) 

           ストラディヴァリアの録音は、フランス・ハルモニア・ムンディや、ミラーレ・レーベルからリリースされています。変幻自在な表現力を持っているストラディヴァリアを楽しむのに、奏者の多彩な個人技が楽しいテレマンを聴くのが最適ではないでしょうか。

          ¥2,731〔HMVジャパン〕


          ¥1,500〔iTunesジャパン〕

           ストラディヴァリアはテレマンをミラーレ・レーベルに録音。演奏に色づけされないミラーレ・レーベルの録音は、英DECCA、あるいは米リヴィング・ステレオなどでの優秀録音とはタイプの違う、優秀録音。再生装置のアンプ、スピーカーに負荷がかかりませんので再生音量を大きくして鑑賞すると素敵な響きに変化します。iTunesからダウンロードして、PCのスピーカーで聴くと奥まったように聞こえます。オーディオ装置にPCを繋ぐのがおすすめ。


           1月22日に報道関係者向けに、モーッアルトの新しい発見曲《クレド》と《キリエ》の一部はお披露目されました。演奏をしたのは音楽監督をしているダニエル・キュイエール氏が1987年に創設した超実力派アンサンブル・ストラディヴァリア。フランス随一のバロック・アンサンブルで、ナントでの演奏活動は活溌です。29日にはナントの音楽祭でストラディヴァリアによって、モーッアルトの未発見曲は公開演奏されます。

           28日から2月1日まで開催される音楽祭では、ヨハン・セヴァスチャン・バッハの作品が演奏されるようです。

          28 janvier | Nantes (44) - Cité des Congrès - 18h30 / Folle Journée de Nantes
          Concertos Brandebourgeois BWV 1048 et 1049
          Renseignements et réservations: 0 892 705 205 / www.follejournee.fr

          29 janvier | Nantes (44) - Cité des Congrès - 20h15 / Folle Journée de Nantes
          Suite en Si BWV 1060 et Concerto Brandebourgeois BWV 1050
          Renseignements et réservations: 0 892 705 205 / www.follejournee.fr

          30 janvier | Nantes (44) - Cité des Congrès - 10h45 / Folle Journée de Nantes
          Concertos Brandebourgeois BWV 1048 et 1049
          Renseignements et réservations: 0 892 705 205 / www.follejournee.fr

          30 janvier | Nantes (44) - Cité des Congrès - 12h45 / Folle Journée de Nantes
          Concertos pour clavecin - Johann Sebastian Bach avec Bertrand Cuiller 
          Renseignements et réservations: 0 892 705 205 / www.follejournee.fr

          31 janvier | Nantes (44) - Cité des Congrès - 22h15 / Folle Journée de Nantes
          Concertos pour clavecin - Johann Sebastian Bach avec Bertrand Cuiller
          Renseignements et réservations: 0 892 705 205 / www.follejournee.fr

          1er février | Nantes (44) - Cité des Congrès - 17h45 / Folle Journée de Nantes
          Cantates BWV 131 et 4 - Johann Sebastian Bach avec l'Académie de Musique de Ste Anne d'Auray et les solistes d'A Sei Voci
          Renseignements et réservations: 0 892 705 205 / www.follejournee.fr

           5月には来日、ラ・フォール・ジュルネで8日間の演奏会に加わられる予定のようです。モーッアルトが演奏されるようですので「未発表曲」も紹介されるかも知れませんね。楽しみです。

          violon
          [ JUGEMテーマ:AFPBB - ニュースセレクト ]
          Creative Commons License
          This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License


          モーツァルト | - | - | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

          ♥デジタル・ネイティヴ・ヴァレンタイン♥

          2009.01.23 Friday 14:00
          0
            「デジタル・ネイティヴ」・・・これからは普段着の言葉となるでしょう。

             今年からの聖なるヴァレンタイン。いつもとちがった新しい出逢いがあるかしら。

            Lヴァレンタイン
            Lヴァレンタイン posted by (C)ようこ



             「人の出会いとはふしぎなものです。」
             「女との出逢いが、男を変える。」
             ・・・今テレビで再放送されていた、「お江戸吉原事件帖 (東ちづる主演)」の締めくくりに流れていたナレーション。

             ・・・女は、出逢いのために変わるのでしょうか。
             ・・・わたしは、変わらないなあ。ネイティヴのままだ。

            [ JUGEMテーマ:バレンタイン2009 ]
            Creative Commons License
            This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License


            音楽時報 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

            冷たい雨

            2009.01.23 Friday 13:00
            0
               ソニーの下方修正に続いて、今朝最初に開いたニュースには「マイクロソフトの5,000人削減」の残念な、さびしいニュース。

               みなさん、一生懸命に頑張っているのに・・・。

               口惜しいな。

               一時、毎週のように新しいご贔屓さんが増えていた三年前がゆめのようです。

               昨日は常連さんがいらしてくれなかったら、物憂いワークタイムとなっていたことでしょう。
               連日の冷たい雨が胸にも染み入っていたでしょう。
               ご指名の方に追加を誘う、無理が言えないのもつらいです。
               短い限られた時間のうちに、わたしに可能なサービスをうけて頂く限りです。
               その為にも、要求に応えられるために知識の吸収はつづきます。
              [ JUGEMテーマ:2009年 平成21年度ってどんな年? ]
              Creative Commons License
              This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License


              音楽時報 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

              バロックの森

              2009.01.23 Friday 05:55
              0
                2009.1.23(金) NHK-FM 朝6時放送 解説は、加藤拓未さん。

                金曜日は、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの作品をお送りします。まず、ヘンデルの《ハープシコード組曲》第1巻(1720)から、組曲 第2番 ヘ長調、そして1732年にヘンデルの認可のもと出版されたソナタ集 作品1から、バイオリン・ソナタ イ長調 作品1第3をお聴きいただきましょう。その後、ヘンデルが1746年に作曲したオラトリオ《マカベウスのユダ》から、序曲と、英雄マカベウスのユダが登場し、民衆が声をあげて出迎える、第3部の場面をお送りします。この第3部の、民衆がユダを出迎える音楽は、学校の卒業式などで演奏されることが多く、私たちになじみ深いものと思います。そして締めくくりに、ヘンデルのオルガン協奏曲 変ロ長調 作品7第3をお楽しみください。



                2009年1月23日(金)
                (副題:ヘンデルの作品)
                DHCオンラインショップ

                「ハープシコード組曲 第1巻」から
                組曲 第2番 へ長調

                ヘンデル作曲
                ハープシコード:ソフィー・イェーツ
                (9:00)
                <Chandos CHAN 0669>

                バイオリン・ソナタ イ長調 作品1第3
                ヘンデル作曲
                バイオリン:ヒロ・クロサキ
                オルガン:ウィリアム・クリスティ
                (7:37)
                <東芝EMI TOCE-55571>

                オラトリオ「マカベウスのユダ」から
                「序曲」「見よ、勇者は帰る」「行進曲」「神への賛歌」

                ヘンデル作曲
                カウンター・テノール:ジェームズ・ボーマン
                テノール:ジェイミー・マクドゥーガル
                合唱:オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団
                合奏:キングズ・コンソート
                指揮:ロバート・キング
                (12:49)
                <Hyperion CDA66641/2>

                オルガン協奏曲 変ロ長調 作品7第3
                ヘンデル作曲
                オルガン:クリスティアン・シュミット
                合奏:シュツットガルト室内管弦楽団
                指揮:ニコル・マット
                (18:25)
                <Brilliat classics 92296/3>

                [ JUGEMテーマ:JUGEMテーマ:耳に残る音楽 ]
                 
                Creative Commons License
                This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License


                バロックの森 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

                冷たい雨

                2009.01.22 Thursday 16:00
                0
                  冷たい雨

                  降っているのか、降っていないのか。 
                  空気中に雨が浮遊している感じって時・・・
                  あとから、きつくなるんですよね。

                   仕事から帰宅して髪を洗ったあと、充分に乾ききっていなかったとは思えなかったのに、今日起きたら頭がジーン。


                  駕町通り

                   カメラの時間は4分遅れてしまっているようです。通りでタッチ差のすれ違いが最近続いています。

                   昨日は早めに仕事入り。わたしが出勤するのを待っていたように、4人のお客様のご要望に応対。退出寸前に別のお店からのメールでの依頼、お一人新しいお客様を迎えることが出来ました。長く続いて下さると嬉しいです。
                  Creative Commons License
                  This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License


                  音楽時報 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

                  お誕生日おめでとうございます。ねこさん♪

                  2009.01.22 Thursday 15:00
                  0
                    1月22日、necoさんお誕生日おめでとうございます。

                     実は、23日と思っていました。夕べ、ブログに伺った時にグリムスがバースデイ・ケーキに埋もれているのを観て再確認した次第です。動画は昨年暮れに動画サイトに発表していますので、すでにご覧頂いているかも知れませんね。

                    ブログのコメント交流から、素敵な巡り合わせだと思えるお友達が出来ました。
                    時に厳しく指導してくれる、聡明なnecoさん(ブログ「あおと矯正歯科」)に出会えたことは幸運なことでした。

                    優等生だったnecoさんとは、実際での出逢いが先だったとしたら・・・・

                    [ JUGEMテーマ:Happy Birthday ! ]



                    音楽を聴くためのレコード。
                    身を飾るアクセサリー。
                    わたしをキレイにするために、どちらも同じ世界の宝物。

                    わたしは、どちらの消費も削減することはありません。
                    わたしが欲しいものが見つからない時には、探す術は学べていると思います。

                    レコードと、アクセサリー。わたしの命を支えています。

                    Creative Commons License
                    This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License


                    わたしのショパン | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

                    バロックの森 2009年1月22日

                    2009.01.22 Thursday 05:55
                    0
                      2009年1月22日(木)放送 NHK-FM、午前6時
                      (副題:ウィーンで活躍した音楽家)

                      木曜日はまず、17世紀末にウィーンの聖シュテファン大聖堂のオルガニストをつとめたヨハン・カスパー・ケルルのオルガン曲をお聴きいただいたあと、18世紀前半にウィーン宮廷楽長をつとめたフックスが作曲した復活祭のためのモテットをお送りします。フックスに次ぐ存在として、ウィーンの宮廷副楽長をつとめたのは、ベネチア出身のアントニオ・カルダーラでした。カルダーラは、宮廷行事のために多くのオペラを作曲しています。今朝は、1734年11月に上演されたカルダーラの歌劇《皇帝ティトゥスの慈悲》から、序曲と、第2幕のティトゥスのアリアをお聴きください。このオペラの台本は、18世紀の大詩人ピエトロ・メタスタージオが書いたもので、1791年にはモーツァルトもこの台本に作曲をおこなっています。さらにカルダーラの曲集《12のシンフォニア》から、シンフォニア 第12番をお聴きいただいたあと、やはり18世紀前半にウィーンで活躍したイタリア人音楽家フランチェスコ・バルトロメオ・コンティのカンタータ《私の魂は切望します》をお聴きいただきます。(解説は加藤拓未さん)

                      DHCオンラインショップ

                      カンツォーナ 第5番 ハ長調
                      ケルル作曲
                      オルガン:グスタフ・レオンハルト
                      (3:11)
                      <Sony records SRCR 1885>

                      もろびと手を打ち、ラッパを鳴り響かせて喜べ
                      フックス作曲
                      テノール:ペーター・シュライアー
                      トランペットと指揮:ルートヴィヒ・ギュトラー
                      合奏:ヴィルトゥオージ・サクソニエ
                      (15:43)
                      <Berlin classics BC1077-2>

                      歌劇「皇帝ティトゥスの慈悲」から
                      序曲
                      アリア「皇帝の主権にとって、親しい神々よ」

                      カルダーラ作曲
                      ティトゥス(アルト):ミヤ・フラカッシーニ
                      合奏:スタジョーネ・アルモニカ管弦楽団
                      指揮:セルジオ・バレストラッチ
                      (9:52)
                      <Bongiovanni GB 2360/61-2>

                      「12のシンフォニア」から シンフォニア 第12番
                      カルダーラ作曲
                      合奏:サラマンカ大学バロック管弦楽団
                      指揮:アンヘル・サンペドロ
                      (5:08)
                      <Verso VRS 2001>

                      カンタータ「わたしの魂は切望します」
                      コンティ作曲
                      メゾ・ソプラノ:マグダレーナ・コジェナー
                      合奏:ムジカ・アンティクァ・ケルン
                      指揮:ラインハルト・ゲーベル
                      (13:23)
                      <ユニバーサル UCCA-1046>

                      [ JUGEMテーマ:クラシック音楽 ]
                        
                      Creative Commons License
                      This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License


                      バロックの森 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

                      考えの色合い

                      2009.01.21 Wednesday 13:00
                      0

                        学問的思考にたずさわる人間には二つの精神の型がある、とハイエクは述べている(「精神の二つの型」)。一つは「記憶型」とでも呼ぶことのできるタイプで、普通はこちらが幅を利かせている。この型の人は多くの書物を読み漁り、細々した事実や用語を頭の倉庫にいっぱい詰め込んでいる。臨機応変に在庫品の中から必要な知識を取り出し、学の既成の地図に沿ってうまくそれらを配置する。流行に敏感で、学の全領域に通じていなければ気がすまない。この型の精神にとっては在庫の新鮮さとその総量が勝負の決め手となるのである。


                         

                        「記憶型」の精神に対置されるのが「混乱せる頭脳」である。前者が書いたりしゃべったりしている言葉を見聞きしても、その言葉はどこか上滑りしているという感じを持つ。彼らはまるで言葉と事物が一対一に正確に対応しているかのようにしゃべっているが、何かを言い損ねているという感じがしてしようがない。ハイエクによれば、この精神型の人間は「言葉なき思考」に頼るために、そう感じるのである。目的地を目指そうにも言葉の地図を持たないから、一人でその道を開拓していかなければならない。偉大な仕事を成し遂げてきたのは、記憶型とは違ったこの型の人間だと彼は言っている。

                        ハイエク自身はどうかと言えば、ごく控えめに、自分はどうやら混乱せる頭脳のタイプに属するのではないかと告白している。言葉なき思考がまず先にあって、それを何とか言葉に変えようとするのが、彼のいう言語プロセスである。本を読んだり話を聞いたりして得るところがあるのは、それが自分自身の「考えの色合い」を変えてくれることによる。知識の在庫を補充するためでなく、自分の思考に変更を迫ること、他人の観念や概念を知るためでなく、自分の観念・概念の間の関係に修正を迫ること、それが読書の効用だとハイエクは言う。(p.43-44) 

                        JUGEMテーマ:オススメの本

                        Creative Commons License
                        This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License


                        おすすめ本 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

                        メールアドレスを入力してください:

                        配信: FeedBurner