今日の売れ筋アイテム
一定期間更新がないため広告を表示しています
今週は、今年没後250年を迎える作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの作品をお送りします。彼の生涯をたどりながら作品を聞いてまいりましょう。
ヘンデルは、1685年の2月23日にドイツ中部の町ハレに生まれました。当地で教育を受けた後、北ドイツの大都市ハンブルクでオペラ作曲家としてデビューします。20代のはじめには3年ほどイタリアに遊学。カトリック教会のための音楽や、ミニチュア版のオペラともいえる声楽作品カンタータを作曲して経験をつみました。そして、20代の半ばには、拠点をロンドンに移します。ヘンデルは、後にイギリスに帰化して、亡くなるまでこの地で活躍しました。ロンドンでは、はじめイタリア語のオペラを盛んに作曲しました。オペラの作曲は、50代のはじめの頃までヘンデルの活動の中心でした。その後は、聴衆の層が変ってオペラの人気が下がったために、英語の歌詞に音楽をつけたオラトリオを主に手がけるようになりました。そして、作曲活動を終えた後も晩年まで演奏活動を続け、1759年に74歳で亡くなりました。
月曜日はドイツ時代の作品、火曜日はイタリア時代の作品をお送りします。水曜日からはイギリス時代の音楽です。水曜日は、オペラ活動がもっとも盛んだった時期の作品、木曜日は、オペラからオラトリオへと方向転換した時期の作品、そして金曜日は《王宮の花火の音楽》など晩年の作品をお聴きいただきます。
それでは今週も、バロック音楽とともに朝のひと時をお楽しみください。
「6つのソナタ」から ソナタ 第6番 ニ長調
作曲者不詳
オーボエ:トーマス・インデアミューレ
オーボエ:フアン・マヌエル・ゴンザレス・ルンブレラス
ファゴット:ヘンク・デ・ウィト
ハープシコード:クラウディオ・ブリツィ
(9:04)
<カメラータ・トウキョウ 30CM-561>
トリオ・ソナタ ト短調 作品2第2
ヘンデル作曲
合奏:ロンドン・バロック
(7:54)
<キング KKCC-163>
歌劇「アルミーラ」組曲
ヘンデル作曲
合奏:パーリー・オブ・インストゥルメンツ
指揮:ピーター・ホールマン
(13:24)
<Hyperion CDA67053>
歌劇「幸福なフロリンドと変容のダフネ」組曲
ヘンデル作曲
合奏:パーリー・オブ・インストゥルメンツ
指揮:ピーター・ホールマン
(15:54)
<Hyperion CDA67053>
5声のソナタ 変ロ長調 HWV.288
ヘンデル作曲
合奏:ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
指揮:ニコラウス・アーノンクール
(8:12)
<Teldec K35Y154>
カンタータ「アーチとガラテアとポリフェーモ」から
アリア「ここでは小鳥が喜ばしげに」
ヘンデル作曲
ソプラノ:ナタリー・デセイ
合奏:ル・コンセール・ダストレ
指揮:エマニュエル・アイム
(11:04)
<東芝EMI TOCE-55786>
主は言われた
ヘンデル作曲
ソプラノ:アンドレア・ブラウン
ソプラノ:コンスタンツェ・バッケス
カウンター・テノール:ユルゲン・バンホルツァー
テノール:ヘルマン・オスヴァルト
バス:ウォルフ・マティアス・フリードリヒ
合唱:バルタザール・ノイマン合唱団
合奏:バルタザール・ノイマン・アンサンブル
指揮:トーマス・ヘンゲルブロク
(30:06)
<BMG BVCD-31018>
歌劇「テゼオ」から
レシタティーヴ「怒り、憤り、そして激情を」
アリア「胸に抱きしめるか」
ヘンデル作曲
ソプラノ:ダニエル・デ・ニース
合奏:レザール・フロリサン
指揮:ウィリアム・クリスティ
(4:34)
<ユニバーサル UCCD-1208>
シャンドス・アンセム 第1番「喜びの叫びをあげよ」
ヘンデル作曲
ソプラノ:リン・ドーソン
テノール:イアン・パートリッジ
バス:マイケル・ジョージ
合唱:ザ・シックスティーン
合奏:ザ・シックスティーン管弦楽団
指揮:ハリー・クリストファーズ
(19:38)
<ビクターエンタテインメント HCM-46>
歌劇「ジュリアス・シーザー」から
アリア「難破した舟が嵐から」
ヘンデル作曲
ソプラノ:ダニエル・デ・ニース
合奏:レザール・フロリサン
指揮:ウィリアム・クリスティ
(6:14)
<ユニバーサル UCCD-1208>
「ジョージ二世のたい冠式賛歌」から 祭司ザドク
ヘンデル作曲
合唱:オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団
合奏:エンシェント・ミュージック室内管弦楽団
指揮:エドワード・ヒギンボトム
(5:20)
<ユニバーサル UCCD-1062>
歌劇「リナルド」から 涙の流れるままに
組曲「水の上の音楽」第3番から 田舎の踊り
調子のよいかじ屋
ヘンデル作曲(タルクマン編曲)
オーボエと指揮:アルブレヒト・マイア
合奏:シンフォニア・ヴァルソヴィア
(10:23)
<ユニバーサル UCCG-1439>
歌劇「アルチーナ」から
アリア「ここへ戻り、私を見つめて下さい」
アリア「信じておくれ、私の悲嘆を」
ヘンデル作曲
ソプラノ:エマ・カークビー
合奏:エンシェント・ミュージック室内管弦楽団
指揮:クリストファー・ホグウッド
(10:05)
<ポリドール POCL-1333>
オラトリオ「エジプトのイスラエル人」から
アリア「彼らの国に蛙群れ出で」
アリア「御身は彼らを導きて」
ヘンデル作曲
カウンター・テノール:ジェームズ・ボーマン
合奏:イギリス室内管弦楽団
指揮:サイモン・プレストン
(6:20)
<ポリグラム POCL-5249>
オルガン協奏曲 ヘ長調 HWV.295
ヘンデル作曲
オルガン:サイモン・プレストン
合奏:イングリッシュ・コンサート
指揮:トレヴァー・ピノック
(13:10)
<ポリドール POCA-2565>
合奏協奏曲 イ長調 作品6第11
ヘンデル作曲
合奏:イタリア合奏団
(16:23)
<日本コロムビア COCO-6305-7>
オラトリオ「テオドラ」第1幕 第4場から
レシタティーヴ「ああ、どこに逃げろというの」
アリア「バラ色にそまって暁が訪れ」
ヘンデル作曲
メゾ・ソプラノ:ローレン・ハント・リーバーソン
合奏:エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団
指揮:ハリー・ビケット
(9:06)
<Avie AV 0030>
二重協奏曲 第2番 ヘ長調
ヘンデル作曲
管弦楽:ゼフィロ
指揮とオーボエ:アルフレード・ベルナルディーニ
(15:39)
<BMG BVCD-34049>
組曲「王宮の花火の音楽」
ヘンデル作曲
管弦楽:ゼフィロ
指揮とオーボエ:アルフレード・ベルナルディーニ
(21:24)
<BMG BVCD-34049>
年に一度の沖縄からお迎えして、講演していただいている山城政幸先生を本日お迎えします。
今日の午後1時半から、熊本市立博物館で「第250回蓄音機でレコードを楽しむコンサート」を開催します。年に一度の沖縄からのご訪問ですので、今年から第1部、第2部ともにお願いして実演を交えた充分の時間を利用していただくことになりました。
ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
(2009-01-21) コメント:明るく、正直な若い輝き。学園時代を思い出します。一直線に思いのままに毎日を過ごしていたなと。 |
火曜日は、ヴィヴァルディの作品です。ヴィヴァルディは15才で聖職者となり、その後25才のときにベネチアのピエタ養育院の音楽教師、作曲家になります。養育院の子どもたちに音楽を教え、そこで演奏する音楽を作曲するのが務めでした。ヴィヴァルディはこの仕事をほぼ生涯にわたって続け、旅行などでベネチアを離れるときも毎月作品を作り、それを郵送していました。ヴィヴァルディは、現在では数多くの協奏曲がよく知られていますが、当時はオペラの作曲でもかなり成功を収めていました。オペラは全部で90曲ほど作曲したと伝わっているのですが、現在残っているのは20曲ほどです。生まれながら病弱であったヴィヴァルディは、成功を収めた音楽家にしては晩年の生活は苦しかったようです。最期は、旅先のウィーンで亡くなっています。お送りする曲は、オペラの序曲、宗教曲、室内楽曲、協奏曲です。
水曜日は、フランソア・クープランの作品です。フランソア・クープランは、フランス・バロックを代表する2人、リュリとラモーの間の時期、17世紀終わりから18世紀始め頃に活躍しました。多くの音楽家を生み出している一族に生まれたフランソア・クープランは、亡くなった父の跡を継ぎ早くも10代半ばで教会のオルガン奏者としての仕事を始めます。その後、フランス宮廷の音楽家を務め、ルイ14世の最期の20年間、そしてルイ15世の時代に活躍しました。フランス宮廷で活躍しているときに作曲した作品から、室内楽曲、宗教曲、クラヴサン曲をお送りします。
木曜日は、16世紀から18世紀にかけて活躍したイタリア出身の音楽家の作品をお送りします。まず、16世紀半ばの音楽家メールロの宗教曲です。メールロはベネチアのサン・マルコ寺院のオルガン奏者を長らく務めました。続いて、17世紀前半にローマのサン・ピエトロ大聖堂のオルガン奏者を務めたフレスコバルディのチェンバロ曲です。そして、カルダーラとストラデルラの室内楽曲です。このふたりはオペラ作曲家として有名ですが、器楽曲はそれほど多くは残していません。おしまいに、アルビノーニのオーボエ協奏曲です。アルビノーニの残した作品はそれほど多くはありませんが、それらの曲はバロック時代の重要な作品群の一角をなしています。
金曜日は、ライプチヒに関わりのある音楽家の作品です。中世に成立した都市ライプチヒは、13世紀にはすでに商工業が栄え始め、18世紀前半にはドイツを代表する大都市のひとつになっていました。バッハが後半生を過ごしたことがよく知られていますが、それ以外にも何人もの音楽家がライプチヒで学び、あるいは活躍しています。そうした中から、学生時代をここで過ごしたシュテルツェル、町の楽士として活躍したヨハン・クリストフ・ペツェル、バッハ、そしてバッハが活躍した聖トーマス教会で学んだハイニヒェン、以上4人の音楽家の作品をお送りします。
モテット「もしも闇夜に」
クリスティアン・バッハ作曲
テノール:マルクス・シェーファー
管弦楽:オルフェオ・バロック管弦楽団
指揮:ミヒ・ガイグ
(17:29)
<CPO 999 718-2>
ソナタ ニ長調 作品5第2
クリスティアン・バッハ作曲
チェンバロ:グスタフ・レオンハルト
(10:06)
<ワーナー WPCS-20000-148>
五重奏曲 ヘ長調 作品11第3
クリスティアン・バッハ作曲
合奏:レザデュー
(9:09)
<BMGビクター BVCD-18>
シンフォニア 変ロ長調 作品9第1
クリスティアン・バッハ
合奏:カメラータ・ブダペスト
指揮:ハンスペーター・グミュール
(11:21)
<Naxos 8.553085>
歌劇「ユスティヌス」序曲
ヴィヴァルディ作曲
合奏:ソリスティ・ヴェネティ合奏団
指揮:クラウディオ・シモーネ
(7:49)
<Erato WPCS-10336>
トリオ・ソナタ ハ長調 RV.82
ヴィヴァルディ作曲
バイオリン:ヤーノシュ・ローラ
リュート:ダニエル・ベンコ
チェロ:マリア・フランク
チェンバロ:ジュジャ・ペルティシュ
(11:39)
<Hungaroton HCD 11978-2>
聖母マリアをたたえまつる RV.618
ヴィヴァルディ作曲
カウンター・テノール:ジェラール・レーヌ
合奏:イル・セミナリオ・ムジカーレ
(13:25)
<東芝EMI TOCE-55011>
オーボエ協奏曲 ハ長調 RV.447
ヴィヴァルディ作曲
オーボエ:ハインツ・ホリガー
合奏:イ・ムジチ合奏団
(14:47)
<Philips PHCP-3152/4>
トリオ・ソナタ「スタンケルク」
フランソア・クープラン作曲
バイオリン:ジギスヴァルト・クイケン
バイオリン:ルシー・ファン・ダール
ヴィオール:ヴィーラント・クイケン
クラヴサン:ロベール・コーネン
(8:58)
<Sony Records SRCR 2103>
モテット「天が喜ぶように」
モテット「勝利なり、キリストはよみがえり」
フランソア・クープラン作曲
ソプラノ:サンドリーヌ・ピオ
ソプラノ:ヴェロニク・ジャンス
ヴィオール:エマニュエル・バルサ
オルガン:クリストフ・ルセ
(12:46)
<Decca POCL-1926>
「クラヴサン曲集 第4巻」から
夢みる女
神秘
勝ち誇るムーサ
フランソア・クープラン作曲
クラヴサン:クリストフ・ルセ
(11:15)
<Harmonia mundi(仏) HMX2901445.46>
「新しいコンセール」から コンセール 第7番 ト短調
フランソア・クープラン作曲
オーボエ:トーマス・インデアミューレ
ファゴット:ヘンク・デ・ウィト
クラヴサン:ウルズラ・デュッチュラー
(14:16)
<カメラータトウキョウ 30CM-461>
第1旋法のマニフィカト
メールロ作曲
合唱:グルッポ・ボーカル・グレゴール
オルガン:フレデリック・ムニョース
指揮:ダンテ・アンドレオ
(11:05)
<Naxos 8.553334>
ロマネスカのアリアによるパルティータ
フレスコバルディ作曲
チェンバロ:ラウラ・アルヴィーニ
(13:36)
<Fonit cetra CDC 38>
ソナタ ニ長調 作品2第3
カルダーラ作曲
合奏:イル・セミナリオ・ムジカーレ
(5:46)
<東芝EMI TOCE-11266/67>
シンフォニア ニ長調
ストラデルラ作曲
バイオリン:ロドルフォ・ボヌッチ
チェンバロ:ブルーノ・カニーノ
(6:38)
<ANFコーポレイション ANF-293>
2つのオーボエのための協奏曲 ヘ長調 作品9第3
アルビノーニ作曲
オーボエ:アントニー・キャムデン
オーボエ:ジュリア・ガードウッド
合奏:ロンドン・ヴィルトゥオージ
指揮:ジョン・ジョージアディス
(10:35)
<Naxos 8.550739>
合奏協奏曲 ニ長調
シュテルツェル作曲
トランペット:モーリス・アンドレ
トランペット:ベルナール・スーストロ
トランペット:ギー・トゥヴロン
トランペット:ティエリ・カンス
トランペット:ジャン・ポール・ルロア
トランペット:ジャック・ジャルマソン
合奏:パリ管弦楽団アンサンブル
指揮:ジャン・ピエール・ヴァレス
(12:00)
<東芝EMI TOCE-4070>
シャコンヌ 変ロ長調
ヨハン・クリストフ・ペツェル作曲
合奏:ムジカ・アンティクァ・ケルン
指揮:ラインハルト・ゲーベル
(15:40)
<ユニバーサル UCCA-3121>
トリオ・ソナタ ハ長調 BWV.529
バッハ作曲
オルガン:ミシェル・シャピュイ
(13:45)
<Auvidis Valois V 4411>
協奏曲 ヘ長調
ハイニヒェン作曲
ホルン:ペーター・ダム
ホルン:ディーター・パンサ
合奏:カペラ・サジタリアーナ
指揮:エドゥアルト・メルクス
(6:20)
<徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCC-30622>
[ JUGEMテーマ:クラシック音楽 ]
■お知らせ [勉強会] 勉強会名:第一回KPF勉強会 開催日時:2009/02/07(土) 13:00開場 13:30開始 16:30終了予定 開催場所:熊本市国際交流会館 5階 談話室 内容:自己紹介等、KPFの今後の活動について、発表 料金:無料 定員:10名 発表者:rosylillyさん、valvallow 場所:Google マップ http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=熊本市国際交流会館&sll=36.5626,136.362305&sspn=28.813509,56.601562&ie=UTF8&ll=32.80212,130.704973&spn=0.001849,0.005493&z=18 備考:プロジェクター、スクリーンあり [懇親会] 開始予定時間:18:00 会費:¥3,000 会場:熊本市街
Ich bete zum Gott, und die Symphonie entsteht dort.
Je prie au dieu et la symphonie survient là.
Io prego al dio, e la sinfonia sorge là.