2009年10月の記事 | クラシック音楽を楽しむアマデウスレコード

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    小春日和 midori、ロゼ、ホワイト

    2009.10.19 Monday 17:30
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       夕暮れのほなたり音楽教室。午後6時までの30分間を、飯島真理さんのプログラムでひと息。帰宅途中の渋滞のなかにいらっしゃる方もいるかも知れませんね。飯島真理さんを御存知の方も、嫌いな方も、ハッと感じられる選曲を用意しました。

       月曜日は何事もお休み。まもなく陽が沈もうとしているところです。一日小春日和が続きました。何事もなく静かな休日でした。
       毎日が夏休みのように過ごしてきているわたしですけれども、小学生の高学年になると帰宅するのは夕食の支度が済んでいる頃。中学になると男友達のお父さんに送ってもらって帰宅するようになっていましたから、白い1日の午後の「マクロス」とはめぐり逢いのような想い出。


      小春日和:阿蘇


       「超時空要塞マクロス」は、羽田健太郎さんの優れたオーケストレーションの力が大きく飯島真理さんの透明感のある歌声で、音楽がストーリー上大きな存在であるところにとても興味を惹かれたのでした。エレキでとった既存の録音に、ストリングスを重ねた不安定な音楽ではなくてジャズ・バンドのような絡み合うフレージングが「本物」を感じたのでしょう。ピュアな声質ですけど、クラシカルには向かない飯島真理さんとのバランスも重要でした。然しその頃には、リヒャルト・シュトラウスをよく聴くようになっていたわたしには、レコードショップで予約するのは少し照れがありました。
       飯島真理さんのレコードは、CDに変わる時代。日本ビクターはその時代、それほど積極的ではない感じで、同時にCD発売されるのは珍しいものでした。でもCDの製盤は、レコード同様に丁寧なものでした。
       アルバム「midori」は1985年リリース。予約特典はジグソーパズルでした。サイズはシングルレコード盤ほどの大きさの、ピースも簡単なもの。シングルのレコード盤と一緒に保管しているかも知れません。10年前に今の自宅に引っ越す時に、LPレコードは1割の200枚ほどを持ってきたぐらいで、CDは全て処分して来ましたけど、毎日一枚は増えているのできりがありません。

      飯島真理 midori


      MusicPlaylist
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       「ロゼ」、「midori」そして、「ホワイト」と言って良いクリスマスの特別版、オーケストラだけで楽曲を演奏したものは印象的でした。ピアノだけを演奏していてコンポーザーであることが主張されていました。一般的な評価はどうだったのか、飯島真理さんにとっては満足のいく仕事だったのでしょうか。後に成って、中村由利さん、西村由紀江さんの登場へ橋を架けることになったのではないかしら。

       LPレコードはカメラで撮るしかないのですけど、シングルのレコード盤のスリーブ、ノートはスキャナで保存できるように成って、手間もかからなくなった上にデジタルアーカイヴの品質が上がってきました。新しいモデルだと、ありがちな傷や折れまで修復してくれるのでオリジナルのように綺麗。そのままWeb使用すると弊害も出てきそう。詳しくない人は気がつかないような微妙な加工は加えておくと良いでしょう。

       でも加工をし過ぎてモデルさんのおヘソを消してしまうようなことには成らないようにしましょう。[ JUGEMテーマ:深まる秋 ]。 


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      指揮者の背中:ムーティ指揮ウィーン・フィル演奏会

      2009.10.05 Monday 03:00
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        最初の序曲が始まって、雰囲気の違った響きを感じました。

         今朝(2009年10月5日 午前1時)、リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が2008年9月に来日した時の演奏会がNHK BS2で放送されていました。・・・その放送を聞きながら、(合間合間twitterへのリプライに返事をしながら)このエントリーを書いています。

         放送内容は、2008年9月23日(火・祝)18:00開演(17:20開場)

        • ロッシーニ:オペラ『セミラーミデ』序曲 
        • ストラヴィンスキー:バレエ音楽『妖精の口づけ』から 
        • チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64 
        • (アンコール)ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ『マリアの思い出』

         最初の序曲が始まって、雰囲気の違った響きを感じました。午後6時という少し早い演奏のはじまりだからでしょうか、祝日の夕べだからでしょうか。仕事帰りに駆けつけたという慌ただしさのない雰囲気の中で、ゆったりとした余韻が空に溶けていきます。 

         『もとめあう理想、満ち足りた感動のとき』と来日演奏会の告知にある通りの時間が流れています。

         リッカルド・ムーティとウィーン・フィルの来日演奏会は、昨年のこの演奏会で4回目を数えました。
         クラウディオ・アバドはとの確執もあって、ウィーン・フィルの来日演奏会は話題としてクラシック好きの間で必ず取り上げられ、演奏について語り合うことがあります。去りながら、リッカルド・ムーティの指揮に話しがお呼びと気乗りを感じられなくなるのもしばしば。

         ムーティさんの音楽は、実質は素敵な音楽です。その場で感動におぼれるという演奏とは、アバドさんの演奏会と比べて違いますけど胸の内に広がっていきます。目の前に音楽からの刺激がイメージを繰り広げるということはなく、胸の内に音楽が満ちてくると言えば分かり易いでしょう。
         音楽会で、目をつぶって聴き入ることがあります。ステージでの演奏者、指揮者の汗だくな様子に惑わされないでいたいことがあります。
         でもムーティさんとウィーン・フィルのステージの様子は、クラシカルな映画を見ているように落ち着きます。特別な出来事が起こっているという感じではなくて、日常の中で音楽が聴こえてくるようです。

         カラヤンが指揮をしていた頃の、ウィーン・フィルの自発性に委ねた時にオーケストラが響かせていたウィーン・フィルの伝統的な音色は現在では、ムーティ指揮の演奏会で触れることができるのでこうして度々機会があることはとても嬉しい。 

         そして、チャイコフスキーの交響曲はカラヤンも得意としてきた曲。

         アメリカの映画や、テレビ映画ではショパンとチャイコフスキーは良く映像を彩っています。チャイコフスキーの音楽は、オーケストラが良く響くからだと思います。エキサイティングな演奏でなく、長いオーケストラの伝統的な時間を肌に吸収していくようです。ハッとさせられるところはありません、そこが肌にそっと潤う効果に似た感じを受けるのでしょう。
         カラヤンを引き合いに出せば、まだまだカラヤン・マジックの手の内からでたことがないムーティの音楽。カラヤンを見据えた別の音楽を作り出す方向もありながら、こうして長いオーケストラ演奏の中にカラヤンの流儀が馴染んでいくことは楽しいものです。

         

        [ JUGEMテーマ:耳に残る音楽 ]

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