2010年02月の記事 | クラシック音楽を楽しむアマデウスレコード

クラシック音楽を楽しむアマデウスレコード

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2023.05.24 Wednesday
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    真夜中ミサイル第5回公演初日。

    2010.02.20 Saturday 10:00
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       午前10時、今日も熊本は寒い朝となりましたけれども青空のとても良いお天気です。午後には気温が上がって、暖かくなると思います。

       2月に入って1度ご紹介した、劇団「真夜中ミサイル」の第5回公演は今日の土曜日に初日を迎えます。午後6時から現代美術館アートロフトで上演されます。

       現代美術館( Contemporary Art Museum, Kumamoto )は熊本の中心部、上通りのアーケード入り口にあって熊本城を楽しむことが出来ます。建物は全日空ホテルと共有ですので、公演を観た後にレストランで食事を楽しむことも出来、遅くなったらそのまま泊まれるので終電、終バスを気にする心配がないのが嬉しいことです。[ JUGEMテーマ:熊本イベント情報 ]



      dead.jpg


      ☆公演情報☆

      劇団真夜中ミサイル 第五回公演
      DEAD OR MISSILE(デッド オア ミサイル)

      脚本・演出:伊藤匠
      出演:坂本ゴンタ・麻生啓明・田中亮次・ARAKO・伊藤匠
      日程:2010年 2月20日(土) 18:00〜
                2月21日(日) 14:00〜/17:00〜
      (開場時間は上記開演時間の30分前になります)
      会場:現代美術館アートロフト
      料金:全席自由 1000円


      近い将来。僕たちは一年に一人、教育の一環として殺される…。
      (ストーリー)
      「毎年、体育祭で一人殺してもいい」
      青少年の生きることへのやる気の無さに国が出した答えがこれだった。
      目の前で殺される生徒を目の当たりにさせ、死に物狂いで生きる心を植えつけさせるのだと、
      あまりに理不尽な制度に抗う術も気力もない学生たちは、黙って従うしかなかった。
      そこへ・・・
      そんな教育は許されるはずがない!真っ向から立ち向かう少年がいた。
      彼の名はハイジ。
      しかしながら、立ちはだかる強大な力を前に挫折した彼は、剣術の修行へ・・・
      これまでに殺された生徒たちの無念を晴らすため、
      この国の未来を救うため、そして自分自身の希望をかなえるため、
      一年後の体育祭に復讐することを誓ったハイジは見事本懐を遂げられるのだろうか!!

      真夜中ミサイルの真骨頂というべき笑いと殺陣のコラボレーションアタック!
      バカバカしさに輪をかけて遂に第五弾ミサイル発射です!!


      問い合わせ
      ミサイル制作委員会
      090−4584−6222(水田)
      redfunk@docomo.ne.jp
      midnightmissile@yahoo.co.jp

      最新情報は、真夜中ミサイルHPにて
      http://www.geocities.jp/midnightmissile/


       

       
         
      とても気持ちのいい青空の今日だから、聴きたい3枚の名盤。
       
      ザ・ビートルズ
      EMIミュージックジャパン
      (2009-09-09)
      コメント:わたしがはじめて買ったビートルズのLPレコードが「アビーロード」でした。家から歩いて10分、家の裏を駆け抜ければ5分もかからないところにあったレコード店で買いました。カウンターの壁にいつも掲げられるように並んでいたのでサブリミナル効果で気になっていたようです。

      ピンク・フロイド
      EMIミュージック・ジャパン
      (2006-03-08)
      コメント:アビーロードスタジオの名前はビートルズで知られるようになったんだろうけど、録音で知られるのが「狂気」。1970年代にアナログ録音された最高の1枚。クラシックファン、ジャズファン、ロックファンとオーディオ的快感を求める人は1度は通る試金石。

      ブレイン(デニス),モーツァルト,カラヤン(ヘルベルト・フォン),フィルハーモニア管弦楽団,ブレイン(レナード),ウォータース(スティーヴン),ジェイムズ(セシル),ホースリー(コリン)
      EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
      (2009-03-18)
      コメント:アビーロードスタジオはもとよりクラシックの録音に使われているスペース。数多くのクラシックのレコードがここで誕生しました。SPレコードの時代から良く出入りしていた演奏家の1人デニス・ブレインのモーツァルトの協奏曲はとても美しい響きです。

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      アビイ・ロード・スタジオ、売却へ 〜涙の乗車券

      2010.02.19 Friday 04:01
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        Abbey Road


        EMIがアビーロード・スタジオを売却することに決めたらしいとの報道を受け、スタジオと縁の深いポール・マッカートニーが、「みんなが力を合わせば救えるかもしれない」と話した。

        アビーロード・スタジオといえばビートルズ。彼らはアルバムの9割をここでレコーディングしている。思い出がたくさんあるというマッカートニーは、BBCニュースにこう話した。「長い間スタジオと関わってきた人たちの間で、どうにかしてスタジオを救おうって話が出ている。僕も同感だ。彼らが何かできればと願っている。あそこにはビートルズの思い出がいっぱいある」「いまだって素晴らしいスタジオだ。だから、みんなで力を合わせて救うことができたらいい」

        経営難に陥っているEMIがスタジオを売却するというニュースは火曜日(2月16日)『Financial Times』が報道。現在のところ、EMIから正式な発表はないが、英国内の歴史的建築物を保護するチャリティ団体ナショナル・トラストが、購入に興味を示しているという。彼らは「一般から十分な支持を得られれば、スタジオを救うためのキャンペーンを始めるかもしれない」と話している。

        ロンドン、セント・ジョンズ・ウッドにあるアビーロード・スタジオは、1931年設立。ビートルズのほか、ピンク・フロイドの『Dark Side Of The Moon』『Wish You Were Here』、レディオヘッドの『The Bends』、オアシスの『Be Here Now』など数々の名作がここでレコーディングされている。

         アビーロード・スタジオの売却は、本決まりのようです。

         報道によれば、事情に詳しい関係者の話として、EMIグループを2007年に買収した英系投資会社が、資金繰りのためにスタジオ売却を決めた模様。“アビイ・ロード”のブランド名も含めての売却となるかは不明ですが、売却額は数千万ポンド(数十億円)となる見通しです。

         えっ、EMIグループって2007年に買収されていたの?と言う声がようやく聞こえそうです。 最近購入されたCDと2006年以前のクレジットを比較して下さい。日本はEMIミュージックジャパンに変更しています。[ JUGEMテーマ:The Beatles ]

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        僕にまかせてください と ダスティン・ホフマン

        2010.02.17 Wednesday 13:06
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           今朝は9時過ぎにベッドから出て過ごしています。熊本は寒い午後です。
           ゆっくり音楽を楽しんでいます。
           お彼岸には早いけれども、あっという間です。40歳以上の音楽ファンには忘れられない1曲でしょう。

          僕にまかせてください http://twic.li/eRL


           昨日はアカデミー賞受賞映画の「イヴの総て」を放送していたので、午後1時にNHK BS2にしたら今日は「アクターズスタジオ・インタビュー」でした。
           番組200回目となるスペシャルな回のゲストは、ダスティン・ホフマンさん。
           ダスティン・ホフマンさんのお父さんは、映画業界で働いていてダスティンさんが生まれる時には女の子を期待していたそうです。ダスティンという名前は無声映画時代の西部劇俳優だったダスティン・ファーラムからのものらしく、病室のとなりのテーブルの週刊誌が開かれていてそこにたまたま載っていたのだそうです。
           名前は一生ついて回るものだけれども、不思議なものですね。わたしの名前は、決まるまでにとても試行錯誤された果てで十幾つもの候補を神社で占って貰ってついた名前です。
           細い髪に名前を書いたものを語弊にくっついたもので決めるというものですけれども、何度か2、3枚が一緒にくっついてきたそうです。神様も悩まれたのでしょうね。それを繰り返した後で決まった名前だから大切にしなさいと良く言われてきました。

           シンガー・ソングライターが音楽史に登場するのは1970年。キャロル・キングが草分けと言われています。フォークソングのシンボルともなっているのがダスティン・ホフマンさんではないかしら。
           ダスティン・ホフマンさんが「卒業」で知られるようになった時。背が低くて、苦虫をかみつぶしたような顔で、こんな俳優のどこが良いのか分からなかったと母に何度か話を聞いたことがあります。「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」という曲もヒットしていますね。[ JUGEMテーマ:耳に残る音楽 ] 

           
           
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          ベティ→アン→マリリン

          2010.02.16 Tuesday 15:42
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            (2009-09-04)
            コメント:このDVDのオリジナリティは2枚組で現存する日本語吹き替え版も会わせてみることが出来ます。マーゴ…ベティ・デイビス(後藤加代)、イヴ…アン・バクスター(山崎美貴)、アディソン…ジョージ・サンダース(石塚運昇)。授賞式の様子など特典映像も収録。

            フォーインスクリーンプレイ事業部
            (2009-11)
            コメント:セリフの一つ一つが丁寧なので、英語の勉強にも活用できます。

            コメント:録音賞は受賞したものの音楽賞は逃した「イヴの総て」ですが、音楽を書いたのはアルフレッド・ニューマン。20世紀フォックスのオープニングのファンファーレもニューマンの作曲です。映画館で聴く響きとして皆さん耳に馴染んでいるサウンドですよね。




             NHK BSのアカデミー賞受賞作品特集。午後一時からは、1950年の映画「イヴの総て All About Eve」が放送されていました。映画が始まる前に、EVE A錠を飲んだところだったので何を放送するのか分からないでBS2にチャンネルを変えて、あらっという感じでした。

             片田舎から女優志願で出てきたイヴ(アン・バクスター)が、ブロードウェイで大女優のマーゴ(ベティ・デイヴィス)の付き人になったことをきっかけにスターに上り詰める。大女優の周りには評論家や業界の力を持っている人たちがいっぱい居るから、その世界に臆せずに挑んでいったイヴにわたしは憧れを感じます。イヴはマーゴを利用したのではなくて、それだけのチャンスを逃さない才と実力があるんですものね。人に出来る事なんて、誰も違うものではありません。ラストのカットで、三面鏡の無数のイヴの姿が映っているだけれどもイヴの後にもたくさんのイヴが居るんですよね。笑顔に間にためらいの表情を見せるんだけれども、負けないで頑張ってと声をかけたい。

             映像としてはブロードウェイを散歩しているシーンで、クロマキーが使われていました。 最近の日本ドラマでは、街中での撮影も珍しくないのにと面白かった。撮影技術の都合もあったのでしょうけれども、当時はスターの顔はとても知られていたのでしょうね。

             そしてこの「イヴの総て」には、1曲だけ歌を歌うシーンにマリリン・モンローが出演しています。数年後には今では誰もが知っている女優以上の存在になっているのですから、映画の内容を重ね合わせると考え深いことばかり。ベティ・デイヴィスは大女優なのだけれども、ロックのヒット曲で名前は覚えているだろうけれども姿はどれほどの人が思い出せるかしらね。

             さて「映画の中のクラシック音楽」は「イヴの総て」にもありました。クラブのピアニストにおねだりしてリストの「愛の夢」を繰り返し演奏させているシーンが出てきました。[ JUGEMテーマ:映画スター ]

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            大事な時間だからこそ怯えて暮らしていたくない。

            2010.02.16 Tuesday 05:30
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               あなたは冬季オリンピックを観て夢を思い描いていますか。わたしはアカデミー賞受賞作品を観て女に必要な強さを感じたところです。


               月曜日の夜からNHKのBSは、アカデミー賞受賞映画の特集になっています。今年は冬季オリンピックの関係もあって、授賞式の開催が繰り上がったのですけれども良い映画ばかりを放送しているというのにもったいない感じもします。 スポーツに関心のない視聴者には、良い機会かも知れません。

               今夜は1942年度アカデミー賞受賞作品の「ミニヴァー夫人」でした。 監督はウィリアム・ワイラー。脚本は、「心の旅路」の作者、ジェームズ・ヒルトン。 アメリカMGMの作品ですけれども、イギリスの田舎町に住む一般的な女性の日常を淡々と描いています。「ガス灯」は素敵な映画よと母に教わっていたので、「心の旅路」などはタイトルにも惹かれて好みの映画でした。内容は良く把握できていない面もあります。

               「ミニヴァー夫人」は第二次世界大戦中の物語で、イギリスはヨーロッパに海峡1つ隔てているだけですから戦闘機が直接、空襲に向かっていたんですね。出撃の時に友達の家の近くを飛ぶ時には、戦闘機のエンジンを噴かせて合図をするという場面があります。

               日本でも同じようなことがあったそうです。熊本の東雲楼は、とても有名な遊郭でした。わたしもゆかりがあるので昔話を聞かせていただくこともあります。もし、今でも東雲楼があったのなら働いていたことでしょう。 神風特攻をされる若い兵隊さんが必ず夜を過ごされたと言います。そして出撃で鹿児島の知覧に集合されるのですけれども、その前に東雲楼の上空を何度も旋回したり、羽根を振って合図をされてから向かわれたと言います。

               この映画「ミニヴァー夫人」では、空を飛ぶ飛行機の爆音に耳を懲らすシーンが度々登場します。わたしも小さい頃は旅客機の音を追っかけていたものですけれども、いつしか余り気にかけなくなったのは少し寂しい感じがします。この映画の中でも、次第に戦闘になれていく様子が描かれていて、地下壕の中で爆音、爆撃の音がしているのに編み物をしているミニヴァー夫人の様子には怖いものさえ感じました。 子どもが泣き出して我に返るんだけれども、地下壕の中でじっと子どもを抱きしめている以外に出来ることはないですよね。

               第二次世界大戦中にはたくさんこうした映画が作られました。 銃後映画と訳することもある、ホーム・フロント映画の代表作です。 海峡を越えてやって来た兵士が、夫人を脅かす場面では冷静に電話で警察に通報したりと家庭を守る女に強く暮らすように言っているようです。

               爆音のしない時に、女性たちが着飾ってパーティを開いたり楽しんでいるのは日本では公には出来なかったことでしょう。

               地下壕を出て、爆撃の跡が残る家で無事だったピアノを弾く少女が演奏したのはメンデルスゾーンの「結婚行進曲」でした。

               「大事な時間だからこそ、おびえて暮らしていたくない。」・・・印象的なメッセージです。

               戦意高揚のための映画ですけれども、たくさん作られた中でも戦争の場面を他のものに置き換えてみることも出来るようなこの映画、言いたいことは何なのでしょう。少女がピアノを聞かせたあとでミニヴァー夫人が言った言葉は、色々ととらえることが出来そうです。

               映画にはこれといった終局はなくて、教会で詩編91番が読み上げられた後エンドロールにエルガーの「威風堂々第1番」が流れます。 でもピアノで少女が演奏した、結婚行進曲の方がとても印象的ではないかしら。[ JUGEMテーマ:映画音楽 ]

              ファーストトレーディング
              (2006-12-14)
              コメント:ホーム・フロント映画の代表作。1942年度アカデミー賞受賞作品。第二次世界大戦中のイギリスに暮らす一女性の日常を描いています。ヨーロッパと海峡1つを隔てているだけだと、兵士が渡ってくるだろうから怖いと感じさせる場面があります。

              ワーナー・ホーム・ビデオ
              (2006-02-03)
              コメント:2006年。同じ映画がいくつものビデオメーカーから発売されるようになりました。本家は秘蔵映像を加えることで頑張っています。

              コロムビアミュージックエンタテインメント
              (2004-03-03)
              コメント:サウンドトラック盤だとテーマ曲はエルガーの「威風堂々第1番」となってます。映画を観ていて印象に残る曲って時としてサウンドトラック盤では聴けないことがあってレコードやCDを買って思っていたものでないことが良くありますね。

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              殿中で抜刀とは!!その場の空気を読みなさい...王子

              2010.02.14 Sunday 03:33
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                 ヴァレンタインの前日に観るのには思い題材ですけど、2010年2月13日午後11時からNHK Bs-hiで放送された「ドン・カルロ」を楽しみました。昨日、今日と熊本はとても寒い夜となりました。天気予報では東京でも雪が降ったところがあるようですね、Brightkiteでアメリカの住宅地に雪が積もっている写真を見ました。
                 暖房はつけているのに足下が暖かくならないので、朝になったら霜が降っているでしょうけれどもお正月のように雪になっているかも知れません。
                 雪はシンシンと音がないので、明るくならないと分からない。この季節に雪が降るとわたしは「赤穂浪士の討ち入り」をイメージしてしまいます。そしてヴェルディの「ドン・カルロ」には、似たような印象を抱いています。ストーリーは全く違うのですけれども、どことなく重ね合わせるようなところがあります。これは全くの個人的感想です。

                 2008年のミラノ・スカラ座のシーズンで初日を飾った演目で、NHK-FMでも2009年2月8日に放送されています。
                 ヴァレンタインの気持ちを引き締めるのに良いのかも知れない。
                いや、わたしとしてはこのドン・カルロは骨ばかりで切り崩しどころがつかめないオペラです。


                 第2幕のクライマックス。スペイン国王フィリッポ2世が式典で国民に称賛されているところに「慈悲」を懇願するために行列に乱入、叱咤されて王子カルロは思わず剣を抜いてしまいます。
                 誰もが王子をいさめるのを恐れて進み出ない中、ロドリーゴが止めるところで、レコードや放送では気がつかないことですがこの演出では小さい子どもがカルロ王子の剣を受け取って国王に渡しています。
                 大人のロドリーゴが分け入って剣を奪い取るようなイメージではなかったことが、思わず抜いてしまったという感じがして好ましいものでした。
                 映画や、ドラマでは表情などで感じられるから松の廊下で、内匠頭から頼照が取り押さえる時の胸の内では同情しつつも涙をのんで刃傷を止めさせる様子を見てい て感じられるけれども、オペラでは細かな表情は受け止めることが出来ないから今回はとても良い演出になっていると思います。

                 小さい子どもは、ロドリーゴだけではなくてカルロ王子や、エリザベッタ王妃にもついていました。歌う役ではなかったし、小姓ということでもなく、彼らの子ども時代の役です。第4幕でエリザベッタ王妃が修道院で、遠い幼い子ども時代を回想して歌います。そこで少年、少女だった仲良しの様子がパントマイムとして表現されます。

                 剣の受け渡しをしたのは、幼い頃の心を表していたのですね。小さい頃からの友だったということを表していたのですね。そのようなところにも、どこかしか「赤穂浪士」をイメージしてしまいます。

                 ヴェルディの歌劇「ドン・カルロ」は実在した人物を扱った非常に重いドラマだけれども、各幕各場が短いのが鑑賞していて重苦しさが開放されるので救いです。20分も経たないうちに幕が下りてくると、あっけなささえ感じるほどです。重い事実と人の命のあっけなさを感じます。長い幕でも合唱が加わったりと場面に変化はあるのでひと息つきながら観ることが出来ました。

                 
                 歌劇「運命の力」など、ヴェルディは上演する場に合わせて作品の改訂を大きく行っています。とても柔軟な、そこでは何が最も求められているのかを把握できた作曲家なのでしょう。

                 歌劇「ドン・カルロ」は、パリ万博で沸いているフランスで初演するために当初の版では、バレエを多く盛り込んだフランスの聴衆好みの絢爛豪華なグランドオペラとして書かれています。後にミラノ・スカラ座での上演のために5幕だった全曲を4幕に大胆にカット。
                今回の放送での上演も、ミラノ・スカラ座4幕版での公演です。[ JUGEMテーマ:オペラ ]

                ▽ガッティ指揮によるスカラ座の“ドン・カルロ”

                「歌劇“ドン・カルロ”」           ヴェルディ作曲
                               (第1幕第1場:17分39秒)
                               (第1幕第2場:46分02秒)
                               (第2幕第1場:14分28秒)
                               (第2幕第2場:21分02秒)
                               (第3幕第1場:39分02秒)
                               (第3幕第2場:19分04秒)
                                  (第4幕:22分46秒)
                     フィリッポ2世…(バス)フェルッチョ・フルラネット
                       ドン・カルロ…(テノール)ステュアート・ニール
                        ロドリーゴ…(バリトン)ダリボール・イェニス
                          大審問官…(バス)アナトーリ・コチェルガ
                           修道士…(バス)ディオゲネス・ランデス
                   エリザベッタ…(ソプラノ)フィオレンツァ・チェドリンス
                      エボリ公女…(メゾ・ソプラノ)ドローラ・ザジック
                        テバルド…(ソプラノ)カルラ・ディ・チェンソ
                   レルマ伯爵…(テノール)クリスティアーノ・クレモニーニ
                             王の使者…(テノール)カルロ・ボシ
                        天の声…(ソプラノ)イレナ・ベスパロヴァイテ
                               (合唱)ミラノ・スカラ座合唱団
                             (管弦楽)ミラノ・スカラ座管弦楽団
                                 (指揮)ダニエレ・ガッティ
                  〜イタリア ミラノ・スカラ座で収録〜
                                  (イタリア放送協会提供)

                演出、舞台装置:ステファヌ・ブロンシュウェグ
                 衣裳:ティボー・ファン・クレーネンブロック
                 照明:マリオン・ヒューレット
                 収録時期:2008年12月7日
                 収録場所:ミラノ、スカラ座(ライヴ)


                 

                 ロック・オペラとしてはザ・フーの「トミー」が革新的でした。映画となったオリヴィア・ニュートン=ジョンさんの「ザナドゥ」はアメリカンドリームのようで好きな作品です。映像として稚拙な印象だけれどもイメージだけを膨らませるのが好きです。ビートルズをミュージカルでリヴァイヴァルさせた映画で活躍していたのはピーター・フランプトンさんだったでしょうか、「フランプトン・カムズ・アライヴ!」は全米1位。全世界で1,000万枚を売り上げました。一度オリジナル盤で聴いてみたいレコードの一枚です。たくさんのファンがいたと思いますけれども、熊本では中古盤を見かけません、何故でしょうね。



                コメント:ビートルズが「リヴォルバー」、「サージェント・・・」を発表してからと言うものスタジオ製作されたロック・アルバムがライヴ・アルバムをファンへのサービスほどにしか思われていなかったものですけれどもピーター・フランプトンさんのライヴ・アルバムの成功は、ハード・ロック界に影響を与え多くの名ライヴ盤が登場することとなります。

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                幕末と西洋音楽 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

                Give Peace A Chance 、ヴァレンタインは愛と平和を喜び合いましょう。

                2010.02.13 Saturday 23:45
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                   2009年は、ビートルズの話題に終始した一年でした。手書きの歌詞と言うことよりも、ジョン・レノンが平和を望んだ「文字」として GIVE PEACE A CHANCE は価値あるものとして大切にされるのでしょう。

                   ビートルズに関連するものはどんなものでも高いものがあります。ホワイトアルバムに300万円というオークション価格がついたのは、去年でしたね。ホワイトアルバムは、そういわれる理由がジャケットにはエンボス加工されたBEATLESという文字だけがあることから。CDだけや、日本製のレコードからはエンボスは分からないでしょう。
                   そして初回の数千枚にだけ刻印されているナンバリング。オークションで300万円と着いたのはその番号が5番だったことから。最初の4枚はビートルズのメンバーが今の所有していると思われているから、マネージャーが持っていたものと思われることで高額になりました。



                   ビートルズのレコードが、そうした付加価値が無くて純粋に高額なのが PARLOPHON から発売になっていた頃の初版のレコード。ゴールド・ラベルと言われる PARLOPHON のロゴ文字が金色で印刷されているもので、500枚ほどしかプレスされなかったので状態が良くないものでも150万円だそうです。


                   父親のジョン・レノン氏が凶弾に倒れた時は5歳でしかなかったショーンくんも、今では35歳。命って不思議だなあと感じさせる年齢ですね。ジョン・レノンの世代も親子から孫と言うことになるんですね。
                   「Give Peace A Chance」が発表されてから、まもなく40年を迎えます。ジョン・レノン氏が歌って、ヨーコさんとのベッド・インを公開して、世界中に多くの反響を刻みました。

                   今日、少しは平和になったかしら。ジョン・レノン氏の願いは天の川には届いたのかしら。

                   2月14日はヴァレンタイン。愛と平和を喜び合いましょう。ほなたり〜♪[ JUGEMテーマ:愛 バレンタイン 2010 ]


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                  カフェほなたり | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

                  ハロー、プラネット。

                  2010.02.13 Saturday 19:30
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                     バンクーバー冬季オリンピックが始まりました。

                     今日も昨日に続いてとても良いお天気ではあったけれども、10度ほどにしか気温は上がらないで、寒い1日でした。

                     でも暖房をつけると、それほどは必要ないだろうという感じの中途半端な感じは否めなかった。「暖房がもったいない」 運動すれば充分に暖かくて、暖房はいらない感じです。身体を動かしてから、ゆっくりとお風呂に入るのが芯から温まりそう。

                     でも、温まりすぎると湯冷めと、濡れた髪をしっかり乾かないでいると次の朝に頭痛の種になります。オリンピック選手、スポーツ選手に限った事じゃなくて、日々の熱いさむいをしっかりとコントロールできるようにしたい。[ JUGEMテーマ:バンクーバーオリンピック2010年冬季五輪 ]



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                    音楽時報 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

                    パンサー・シェード

                    2010.02.12 Friday 18:18
                    0

                       Windows PCユーザーの中には、PCに名前をつけて愛着を感じる人は居るのかしら。
                       Macintosh ユーザーの中には、筐体のデザインに酔っている人、MacOSのコンセプトに惹かれている人がいる。どちらも揃ってのものなんでしょうけれども、愛着があるからと新しいOSを動くように努力する人は居ないでしょう。

                       わたしもそうだけれども、わたしの知る限りではMacに愛称をつけているユーザーは居ないようです。それぞれのモデルがOSの進化と共にあって、OSのレベルアップでモデルとしての完成だと思います。

                       パフォーマ、iMacの初代のモデルは今も使用しています。壊れていないから動かしてやることで、電源を切ってしまい込むよりは良いと思っています。
                      ただし、新しいOSは動きませんから漢字Talk、クラシックとOSの最終形が動いています。

                       ユニークなデザインで、現在ではOSとしては力不足になっているパンサー。お供え餅にディスプレーがくっついたiMacは今お店で動いています。新しいアプリケーションは動かせないからWebサイトの管理で頑張っています。
                       Photoshop、Illustrator ともバージョンアップしないで使っています。基本的な処理にしか使用していないので不便は今のところ感じません。自宅で使用しているiMacよりも動作は機敏なので、頑張って貰っています。

                       動かなくなってからのことは考えたことはなかったんだけれども、写真のようにランプシェードには良いですね。中学生の時に使っていたスタンドと同じシェードの形なので、懐かしく感じます。[ JUGEMテーマ:癒しとやすらぎの自然・風景 ]
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                      Macなはなし | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | ファイブ ブログランキング | にほんブログ村 音楽ブログへ | にほんブログ村 クラシックブログへ | 人気ブログランキングへ | この記事へのリンク

                      バロックの森:「ロイヤル・コンセール」は全ての音楽を聴き終えてから聴こうかなと思っています。

                      2010.02.12 Friday 06:20
                      0

                         毎朝6時からの「バロックの森」。今週のクープランの「王宮のコンセール」は、全部で14曲になる室内合奏曲です。喫茶店でBGMとしてさりげなく流している店があると、素敵なお店だなって感じます。お店のBGMを相談されて奨めることもあったしクラシック音楽の初歩として聴くのも良いけれども、何度もこの曲集を聞いているうちにわたしにとっては骨がありすぎるのではないかと感じています。

                         合奏協奏曲はイタリアでは、コンチェルト・グロッソと言います。オーケストラの編成に固定概念の無かった時代のことですから、2つにグループ分けされた編成にこれといった約束事はきつくありません。

                         「王宮のコンセール」というタイトルに中学生の頃には、コンチェルトじゃないの?と知識の無さが露呈していました。ヴィヴァルディなどイタリアの合奏協奏曲とも、異なる成り立ちなのでしょうね。
                         でも、スタイルはともかくもフランスに抱いているわたしのイメージとは違うんですよね、この「王宮のコンセール」を聴く時に知識として頭はフランス様式をイメージしようとするのですけれども耳や身体はイギリスを感じてしまいます。
                         当時の国王ルイ14世の好みでもあったのでしょうかね。

                         しかし、形式に縛られていないというのかとても自由に音楽していて好ましい曲集です。演奏を楽しんでいるといったらいいでしょうか。「王宮のコンセール」と「新しいコンセール」とで14の曲集と言って良い作品ですけれども、まだ全体を通して聞いた体験がありません。
                         今週の放送でも、残念なこと全14曲は放送されませんでした。

                         けして長い曲ではないのですけれども、わたしにとってはアルビノーニやコレルリのように曲集全曲をリラックスして聞き流していられなくなる不思議な曲で す。1曲、1曲が聴き込みがいがあるというのか、クープランの他の作品を確かめ直して聴いてみたくなります。そうこうしていて1曲にかける時間が大きな事 になってしまっています。

                         将来的に、とっても時間がのんびり過ごせる時に何も考えないでのんびりと「王宮のコンセール」の音に遊んでみたいと聴いていていつも思っている、聴きやすいんだけれども音楽経験を重ねていくほどに味わいを感じることが出来る曲の属するものと言えそうです。[ JUGEMテーマ:今聴いてる音楽教えてください! ]


                        2010.2.8(月)〜2.12(金)

                        今週は、フランソア・クープランの「王宮の合奏曲集」と「新しいコンセール」を中心にお送りします。

                        フランスの音楽家クープランは、王室でクラヴサンやオルガンの演奏家として活躍しました。さらに彼は、当時の国王であったルイ14世のために、数多 くの室内楽曲を作っています。それらの作品を後にまとめて出版したのが、「王宮の合奏曲集」と「新しいコンセール」です。2つの曲集で、合わせて14のコ ンセール(合奏曲)が収められています。

                        月曜日は、「王宮の合奏曲集」からコンセール第1番をお送りします。これらの曲集に収められたコンセールはさまざまな楽器で演奏が可能とされていますので、この日は器楽アンサンブルによる演奏とクラヴサンによる演奏を聴き比べていただきます。

                        2010年2月8日(月) ご案内:赤塚健太郎

                        (副題:フランソア・クープランの「王宮の合奏曲集」と「新しいコンセール」を中心に(1))
                        「王宮の合奏曲集」から コンセール 第1番 ト長調
                        フランソア・クープラン作曲
                        フラウト・トラヴェルソ:バルトルド・クイケン
                        ヴィオール:ヴィーラント・クイケン
                        クラヴサン:ロベール・コーネン
                        (11:37)
                        <Accent ACC 23153>

                        「王宮の合奏曲集」の「コンセール 第1番 ト長調」から
                        前奏曲
                        サラバンド
                        フランソア・クープラン作曲
                        クラヴサン:クリストフ・ルセ
                        (5:33)
                        <Harmonia mundi(仏) HMX 2901442.44>

                        「新しいコンセール」から コンセール 第9番 ホ長調 「愛の肖像」
                        フランソア・クープラン作曲
                        バイオリン:フランソア・フェルナンデス
                        ヴィオール:エマニュエル・バルサ
                        クラヴサン:エリーザベト・ジョワイエ
                        (22:56)
                        <Alpha 062>

                        四重奏ソナタ「サルタンの皇后」
                        フランソア・クープラン作曲
                        合奏:ムジカ・アド・レーヌム
                        (7:40)
                        <Brilliant Classics 92178/7>


                        火曜日は、「王宮の合奏曲集」からコンセール第2番をお送りします。合わせて、クープランのクラヴサン独奏曲や宗教声楽曲を聴いていただきます。クラヴサンの演奏家というイメージの強いクープランですが、彼は実際にはさまざまな領域で作品を残しています。

                        2010年2月9日(火) ご案内:赤塚健太郎
                        (副題:フランソア・クープランの「王宮の合奏曲集」と「新しいコンセール」を中心に(2))
                        「王宮の合奏曲集」から コンセール 第2番 ニ長調
                        フランソア・クープラン作曲
                        合奏:ル・コンセール・デ・ナシオン
                        指揮とヴィオール:ホルディ・サバール
                        (14:54)
                        <Alia Vox AV 9840>

                        マニフィカト
                        フランソア・クープラン作曲
                        ソプラノ:サンドリーヌ・ピオ
                        ソプラノ:ヴェロニク・ジャンス
                        ヴィオール:エマニュエル・バルサ
                        オルガン:クリストフ・ルセ
                        (12:09)
                        <Decca 466 776-2>

                        「クラヴサン曲集 第2巻」から
                        サラバンド「風変わり」
                        パッサカリア
                        フランソア・クープラン作曲
                        クラヴサン:ブランディーヌ・ヴェルレ
                        (9:09)
                        <Astree E 7755>

                        「テネブレの朗読」から 第2番「そしてひとりの娘が進み出て」
                        フランソア・クープラン作曲
                        ソプラノ:サロメ・ハラー
                        合奏:ル・パルルマン・ド・ミュズイック
                        指揮とオルガン:マルタン・ジュステル
                        (11:07)
                        <Assai 222412>


                        水曜日は、「王宮の合奏曲集」のコンセール第3番に加え、クープランと同様にフランス宮廷に仕えていた音楽家であるフォルクレー、ルベル、オトテールの作品も聴いていただきます。

                        2010年2月10日(水) ご案内:赤塚健太郎
                        (副題:フランソア・クープランの「王宮の合奏曲集」と「新しいコンセール」を中心に(3))
                        「王宮の合奏曲集」から コンセール 第3番 イ長調
                        フランソア・クープラン作曲
                        ヴィオール:ミエネケ・ファン・デル・フェルデン
                        クラヴサン:グレン・ウィルソン
                        (17:12)
                        <Channel Classics CCS 18398>

                        「組曲 第1番 ニ短調」から
                        フォルクレー
                        ポルトガル風
                        クープラン
                        フォルクレー作曲
                        ヴィオール:マルック・ルオラヤン・ミッコラ
                        ヴィオール(通奏低音):ミカ・スイヒコネン
                        クラヴサン:アンシ・マッティラ
                        (12:40)
                        <Alba ABCD 111>

                        トリオ・ソナタ ト短調 「不死」
                        ルベル作曲
                        合奏:アンサンブル・ルベル
                        (5:56)
                        <Harmonia mundi(独) 05472 77382 2>

                        組曲 ト長調 作品2第2
                        オトテール作曲
                        フラウト・トラヴェルソ:フィリップ・アラン・デュプレ
                        ヴィオール:フィリップ・ピエルロ
                        テオルボ:ヴァンサン・デュメストル
                        クラヴサン:宇山ブヴァール康子
                        (11:50)
                        <Naxos 8.553707>


                        木曜日は、「王宮の合奏曲集」のコンセール第4番をお送りします。このコンセールには、音楽におけるフランス趣味とイタリア趣味の違いを意識した点 が見られます。2つの趣味を融合させようとするのがクープランの音楽上の理想でした。そうした意識が見られる作品を、「新しいコンセール」や他の曲集から もお送りします。

                        2010年2月11日(木) ご案内:赤塚健太郎
                        (副題:フランソア・クープランの「王宮の合奏曲集」と「新しいコンセール」を中心に(4))
                        「王宮の合奏曲集」から
                        コンセール 第4番 ホ短調
                        フランソア・クープラン作曲
                        合奏:ル・パルルマン・ド・ミュズイック
                        指揮とクラヴサン:マルタン・ジュステル
                        (16:36)
                        <Accord 465 676-2>

                        「新しいコンセール」から
                        コンセール 第14番 ニ短調
                        フランソア・クープラン作曲
                        オーボエ:アルフレード・ベルナルディーニ
                        ヴィオール:エマニュエル・バルサ
                        クラヴサン:エリーザベト・ジョワイエ
                        (9:27)
                        <Alpha 062>

                        組曲「諸国の人々」の「神聖ローマ帝国の人々」から
                        ソナード
                        アルマンド
                        ジーグ
                        ロンドー
                        シャコンヌ
                        フランソア・クープラン作曲
                        合奏:エスペリオンXX
                        指揮とヴィオール:ホルディ・サバール
                        (22:04)
                        <Auvidis ES 7700>


                        金曜日は、「新しいコンセール」から、緊密なフーガが現れるコンセール第7番、2つの低音楽器のために書かれたコンセール第13番、そして器楽による歌劇のダイジェスト版といった趣を持つコンセール第8番「劇場風の合奏曲」をお送りします。

                        2010年2月12日(金) ご案内:赤塚健太郎
                        (副題:フランソア・クープランの「王宮の合奏曲集」と「新しいコンセール」を中心に(5))
                        「新しいコンセール」から
                        コンセール 第7番 ト短調
                        フランソア・クープラン作曲
                        フラウト・トラヴェルソ:バルトルド・クイケン
                        ヴィオール:ヴィーラント・クイケン
                        クラヴサン:ロベール・コーネン
                        (16:11)
                        <Accent ACC 23153>

                        「新しいコンセール」から
                        コンセール 第13番 ト長調
                        フランソア・クープラン作曲
                        ヴィオール:ジェローム・アンタイ
                        ヴィオール:上村かおり
                        (8:56)
                        <Virgin veritas 7243 5 45323 2 0>

                        「新しいコンセール」から
                        コンセール 第8番 ト長調 「劇場風の合奏曲」
                        フランソア・クープラン作曲
                        合奏:レ・タラン・リリク
                        指揮とクラヴサン:クリストフ・ルセ
                        (23:21)
                        <Decca 458 272-2>

                        Creative Commons License
                        This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported License


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