2010年04月の記事 | クラシック音楽を楽しむアマデウスレコード

クラシック音楽を楽しむアマデウスレコード

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2023.05.24 Wednesday
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    Tune The Rainbow

    2010.04.16 Friday 18:30
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      わたしと見上げた、空と山を憶えていますか。
      海に行った時に、くすぐったいとはしゃいだ脚の下の砂が暖かかった事を憶えていますか。

      遠く離れていても、わたしは忘れない。
      あなたが思い出す事があると嬉しいんだけれども、
      せがまれて読んだ絵本の表紙をわたしは忘れない。

      護りたい唯あなただけを、その笑顔の輝く日々を。
      束の間の虹に見とれていたわたしを憶えてくれていた。
      そんなあなたをいつの日も思っています。

      すべてをかけてあなたの成長を近くで見守ってあげられなかった、
      そんなわたしだけれども、
      あなたをおなかの中に育んだ時間は唯わたし一人だけの喜びです。

      束の間の虹、きっとあなたも好きでしょう。
      それだけでも、命の架け橋になっただけでも、わたしはとてもしあわせだよ。
      いつの日も心の中には、あなたの鼓動を忘れないで刻んでいます。

      Rush
      コメント:1981年にLPレコードが出た時にはエピックソニーからの日本版発売でした。ヨーロッパではマーキュリーリリースになっていたので、CD発売もスムーズに行かなかったんじゃないかな。その為か現在の知名度はどうなのでしょう。プログレ史に残る名盤なんだけどな。

      ラッシュ
      コメント:日本でLPレコード発売された時は盤質も悪くて、ジャケットもぺらぺらの情けない状態でした。バンドメンバーの演奏技術は特筆できるのに、レコード会社の態勢が影響を及ぼす良いケースです。SHM-CDとしてようやくリマスタリングでオリジナルのサウンドに迫る。

      ラッシュ
      コメント:レコードの通りにステージでも再現できる。これがラッシュの信条でした。テープ再生やシークエンサーをライヴに積極的に導入した最初のプログレバンドだと言って良いでしょう。シンセ路線まっしぐらの中期のベスト盤はラッシュ初心者向け。

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      サーカスの唄〜曲馬團の唄 昭和8年の流行歌

      2010.04.15 Thursday 17:15
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        曲馬團の唄と括弧内に漢字が当てられている、サーカスの唄。早速ATOKでも変換できるように単語登録しました。
        され、このSPレコードは昭和8年3月に発売されました。
        レコード会社は、日本コロムビア レコード番号は、27353
        西条八十作詞、古賀政男作曲。
        歌っているのは松平晃さん。
        松平晃さんは戦前、戦中のコロムビアの看板歌手のお一人でその歌声にはクラシック音楽の声楽の香りがします。
        このあと戦後まで続く、西条八十と古賀政男のベストコンビの記念すべき第1号の共同製作となった曲で、日本の現代歌謡の幕開けと言い切って良い名曲です。
        わたしの幼い頃父のレコードコレクションにあった、昭和の流行歌という豪華な装幀のシリーズもののレコードに挿絵入りで解説がありました。父も好きな曲だったようです。わたしは第2集にまとめてあった竹久夢二のイラストで飾られたレコードの方がお気に入りでした。

        このサーカスの唄。昨日の夜に放送されていた映画「陽暉楼」の中で何度も出てきます。
        サーカスの唄 曲馬團の唄 昭和8年の流行歌

        南へ北へと 燕よ寂しいだろう
        サーカス暮らしの俺には良く分かっているんだよ
        行ったり来たりの根無し草さ
        旅先で出逢う女だけが癒してくれる。

        昨日、市場で見かけた娘は
        色白で、腰が細くて素敵だった
        ライオンにさえ厳しく鞭振る俺だが
        可愛いあの娘にめろめろだ。

        可愛いあの娘と過ごした街が恋しい
        街を離れて、テントの旅でも
        月を見上げちゃ輝く君が見えるみたいだ
        でも、ロマンティックな夢も馬の寝息で起こされちまった。

        朝の朝霧、夜霧の宵に
        めげずに奏でるクラリネット
        もっともっと頑張るさ
        思い描くは、あの娘と暮らす花街で

        題名「飛行機雲!ぴょろい。」 

        戦前の唄なので感じはわかるのですけど、今日初めて4番までの歌詞をわたしなりに解釈してみました。
        帰宅後改めてみたのですが、どこかしか映画「陽暉楼」と重なるものを感じました。五社監督が映像の運びに参考にしたのではないかと感じるほどでした。
        緒方拳さんが演じていた女衒家業の勝造は、日本中をまわってたくさんの若い女性と接する仕事。
        陽暉楼に託した、池上季実子さん演じる桃若の事を思っている表情が印象的でした。映画「陽暉楼」を見る度に、わたし自身をあちらこちらに重ねてしまいます。

        サーカスの唄は、当時ラジオやレコードで日本中で聴かれていた事でしょう。「サーカス」という言葉は真新しい言葉だったと思いますけど、田舎まで自然と浸透していたようですね。この「サーカスの唄」が発売された同じ月、昭和8年3月28日にドイツの本格的なサーカス団ハーゲンベック・サーカスが来日。東京・芝浦で開かれた「万国婦人子ども博覧会」を皮切りに、名古屋、神戸、福岡を回った事はサーカスとは何かをしっかりと印象づけるものとなったのでしょう。きっと模倣した和製サーカス団が田舎までまわってきた事でしょう。

        この「万国婦人子ども博覧会」は江戸川乱歩の、確か「ロボット博士」の舞台になっています。

        確かにハーゲンベック・サーカスの来日にあわせて発売された「サーカスの唄」ですけれども、それだけで簡単に片付けてしまっては可愛そうです。それは後に曲だけで紹介されるからそう簡略化されていったのでしょうけれども、SPレコード自体についても注意してもらいたい。A面は松平晃の歌で「サーカスの唄」、B面は淡谷のり子の歌で「来る来るサーカス」というカップリングです。地方周りのサーカス団の哀愁を感じる曲で、大きくサーカス団総てのためのレコードだったと思います。
        そして当時は至極普通の事だったのですけれども、サーカスの唄のメロディーは昭和11年に発売された桂三千夫の歌、「あの娘たずねて」でまるごとそのまま歌詞だけ変えて歌われています。加えて「来る来るサーカス」も佐藤千夜子の歌、「文のかおり」と同じです。楽曲管理が余りうるさくなかったのでしょうけれども、メロディと言葉がベストなパートナーを一生懸命に求めていたのかも知れない。あるいは、優れたメロディにはどのような言葉もふさわしく輝かせる事が出来るという事でしょう。

        ちなみにこのSPレコード。歌詞リーフ、スリーブが揃っていると中古市場での相場は2,000円。戦後シングル盤(モノーラル録音)で再発売されていますけれども、こちらは300円上限です。今年は日本で最初のレコード会社である日本コロムビアがレコードを発売してちょうど100年目となります。[ JUGEMテーマ:耳に残る音楽 ]

        松平晃:サーカスの唄
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        サーカスの唄.flv (2232 KB)
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        ALL RIGHT

        2010.04.10 Saturday 21:28
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          コメント:風立ちぬ、セイリング、オールライト、ニューヨーク・シティ・セレナーデ・・・1980年代。AOR=アダルト・オリエンテッド・ロックは、スムース・ジャズへの優れた導きとなりました。
          夏の早朝、秋の風のような楽曲
          秋には最高のAOR
          優しい歌声とメロディの数々

          アルファベットでロックや、ジャズの曲を紹介したサイトを準備中です。Twitterの140文字では案内できないところの補いになればと思っています。もとより長い文章になりがちのわたしですから、わたし自身以前に書いたものを見つけ出すのに苦労しています。
          講座などでの引用資料としても、簡潔な文章で容易なアクセスが出来るものをと考えていました。現在WordPressで準備中です。
          「続きを読む」をクリックしてみて下さい、クリストファー・クロスの「オール・ライト」を紹介しています。
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          黄金仮面登場

          2010.04.09 Friday 22:23
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            江戸川 乱歩
            東京創元社
            コメント:怪人二十面相を書く以前の明智小五郎が大泥棒との腕の見せあいをするという最初の作品が「黄金仮面」です。江戸川乱歩の最初の全国誌への連載になったもの。連載時のつなぎの部分も復元されていたりと、出版される度に部分が異なっていたりします。

            江戸川 乱歩
            講談社
            コメント:少年倶楽部に連載されたものを一冊にまとめられた「怪人二十面相」は小林少年の活躍がエロティック。女の子の扮装をしたりと現在の同人誌のルーツではないでしょうか。この本は小学校の図書館にもあったのは不思議で仕方がありません。

            江戸川 乱歩
            角川グループパブリッシング
            コメント:黒蜥蜴をベストワンにわたしはしています。緑川夫人のような妖艶な女性になりたいと思ったのが小学六年生の時に子供用で無いものを読んだ時でした。生理が始まったのはそんな頃、本屋の表に出た時でした。人間椅子のシチュエーションは黒蜥蜴にも出てきます。


            黄金仮面登場
            Originally uploaded by amadeusrecord
            江戸川乱歩の黄金仮面には想い出もあって、優れた風合いのある文学・・・少年向けのジュブナイルかも知れないけれども、それは出版社が適宜原作の文章から平易な表現に改めていたからの事です。まあ、特に情感たっぷりな言い回しではありませんけれども色気があります。
            実際に情事を思わせる描写もあるし、上品なエロは小学生の時に感じて以来改めて読み返しても風合いがあせてところがありません。

            当時何度も読み返したので古いつくりの単行本でしたから、染みも作ったし割れかけてもいたから育った家から今の自宅に引っ越す時に処分してしまったけれども少し心残りのあるところです。
            挿絵は本当に感じの良いものでした。

            お話しの中で、宝石を狙われているお金持ちの令嬢が黄金仮面に憧れている様子が印象的。明智小五郎の風貌に対して闘う相手の怪人は二枚目で、女性を魅了する巧みさがあるようです。そういうあたりの描写がわたしは大好きです。
            またしても遊び心がうずいて図書の表紙風に写真を加工、主役気分です。[ JUGEMテーマ:ミステリ ]






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            1674年の曲 ビーバー:ロザリオのソナタ

            2010.04.07 Wednesday 21:40
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              マイアー(フランツヨーゼフ),ビバー,レールンドルファー(フランツ),エンゲル(マックス),ユングヘーネル(コンラート)
              コメント:聖母マリアの生涯からの15の秘蹟というタイトルで紹介されていた頃もあったので、奇跡のような器楽曲だと評価されているものを読んで自分勝手に敷居を高くしていて今さらながらに後悔。買いやすい値段になったので改めて気になり出している1曲です。

              Alison McGillivray,Heinrich Ignaz Franz von Biber,Andrew Manze,Richard Egarr,Richard Egarr,Andrew Manze
              コメント:ビーバーと言えば大ミサ曲の優秀録音盤で聴いていましたから、生誕300年を機会に積極的に聴くようになりました。アンドリュー・マンゼの「ロザリオのソナタ」はデザイン同様刺激的です。CDになって久しく感じる事の無かったカバーデザインも名作。

              コメント:ミステリー・ソナタというタイトルの英VIRGIN VERTAS盤はタワーレコードのワゴンセールに良くなっていますので、一番購入しやすいCDでしょう。ショップに行って少しゆとりがあって、あと1枚欲しいという時や何か新しい音楽を聴きたい時に重宝しているシリーズです。

               
              わたしの好きなバロック名曲 ビーバー:ロザリオのソナタ 1674年の曲

              ヴァイオリン・ソナタをとても好きな音楽愛好家は多いと思います。わたしも心を解放したい時には、ヴァイオリン・ソナタを延々と聞いています。フランク、ブラームスから聴き始めるのが定番コースで、ドビュッシー、グリーグといった近代に向かって聴きすすむのと、ベートーヴェン、モーツァルトと進んでバッハの無伴奏や、コレルリと聴いてきてまだまだ聴き足りないと、ビーバーの「ロザリオのソナタ」で締めくくりです。

              学生の時に音楽史を眺めていて、「ロザリオのソナタ」というタイトルだけは気になっていました。カトリック系の学校だったので母との会話にも良く出てきたし、島原の乱やらガラシャ夫人などがテレビや映画の時代劇で触れられているところにはいつもより反応して食い入るように見ていたものです。ただLPレコード2枚組までは良いんだけど、3枚組の器楽曲となるとオペラのように集中できないのでCDで聴けるようになってから親しみはじめた楽曲の代表です。

              赤色を強く感じるのが「ロザリオのソナタ」。赤色はわたしの好きな服の色で、肌が透けて見えるデザインのものを好んで着ています。さて、曲が成立したのは1674年までだろうという事です。J.S.バッハが器楽曲を街中で演奏して教会だけではなくて音楽を楽しんでもらうようにと、コレギウム・ムジクム(ミニ・コンサートのようなもの)を始めた頃から50年ほど遡った頃の音楽ですから、教会内で神のために演奏された曲です。とても自由でロマンティック。もっともっと「ロザリオのソナタ」が親しまれるようになると、バロック音楽の印象もきちんと理解してもらえると信じています。

              ビーバーの「ロザリオのソナタ」は最近富みに良い録音がたくさん登場しています。アンドルー・マンゼの録音が、レコード・アカデミー大賞に輝いてから日本での紹介が活溌です。全曲はCD2枚組という大作で、16曲のソナタとパッサカリア(変奏曲)で出来ています。とても日頃、全曲を聴く事は出来ません。なかでも第11番はキリストの復活と関係のある曲で、シュメルツァーというヴァイオリニストがこの第10番のソナタを改作して、「キリスト教徒の勝利」と題したヴァイオリン・ソナタを発表しています。


              《ロザリオのソナタ》の構成とそれぞれの副題

              1. ソナタ第1番「お告げ」
              2. ソナタ第2番「訪問」
              3. ソナタ第3番「降誕」
              4. ソナタ第4番「キリストの神殿への拝謁」
              5. ソナタ第5番「神殿における12歳のイエス」
              6. ソナタ第6番「オリーヴ山での苦しみ」
              7. ソナタ第7番「むち打ち」
              8. ソナタ第8番「いばらの冠」
              9. ソナタ第9番「十字架を背負うイエス」
              10. ソナタ第10番「イエスのはりつけと死」
              11. ソナタ第11番「復活」
              12. ソナタ第12番「昇天」
              13. ソナタ第13番「精霊降臨」
              14. ソナタ第14番「聖母マリアの被昇天」
              15. ソナタ第15番「聖母マリアの戴冠」
              16. パッサカリア ト短調

              Posted via email from littleconcert's posterous

              JUGEMテーマ:春にぴったりな音楽を教えて! ]

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              わたしのCD整理術 1623年の曲 シュッツ:復活祭オラトリオ

              2010.04.04 Sunday 03:00
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                たくさんのレコードやCDをお持ちでしょうね。
                どのくらいお持ちですか?どのように管理されていますか?
                レコード、CDのご注文の他に最近増えているのが音源を保護、保存するためについての相談です。レコード用のボックスは特に注文を頂くようになりました。バックオーダーも続きます。これから引っ越しシーズンで、また新たな相談者がいる事でしょう。
                たくさんのレコードやCDを、クラシック、ジャズ、ロックでは多少事情が異なるし誰もが独特の整理法を持っている事でしょう。LPレコードの時代はクラシックのレコードは背表紙はレコード会社毎に個性がありました。ポリドールの黄色、東芝EMIの赤とか、入り乱れているよりは集まっている方が綺麗なものでした。レコード番号順に並べておけば、買い逃しているのが分かるのも便利でした。
                さて、今のわたしの整理の仕方は作曲された順番にCDを収納するようにしています。CDになって盤の出入りが激しくなったので、レコードの頃のようにナンバリングして整理はしていません。年代毎にする事で名曲が生まれる年には、波がある事が分かりました。


                シュッツの「復活祭オラトリオ」は、1623年に作曲されました。
                書式はドイツ的だけれども、筆致はイタリア風味に溢れると言えばシュッツの音楽に親しみが持てるかしら。J.S.バッハの時代からちょうど百年前の、バロック音楽前記の大作曲家。ハインリッヒ・シュッツはドイツ音楽の父と言われます。バッハ、ベートーヴェン、ブラームスをドイツ三大Bと言っていますが、ドイツ音楽の礎を作った三人の作曲家は、シュッツを始めとして頭文字が「S」と共通していますのでドイツ三大Sと呼ばれています。

                「復活祭オラトリオ」はバッハが代表作を多く作曲した年から百年前の1623年の作曲で、シュッツの最初のヒット曲となりました。マタイ受難曲やヨハネ受難曲を書いている事からバッハの作品との比較になります。バッハの様式美に、ヘンデルの明るい親しみやすさがオーバーラップしている曲で桜の季節に聴くのがとてもふさわしい「復活祭オラトリオ」です。わたしはこの曲の20年後に作曲された、「十字架上の七つの言葉」は気持ちを新たに清めたい時に裸になって集中して、よく聴いています。[ JUGEMテーマ:春にぴったりな音楽を教えて! ]

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                好か天気ばい 凄か音ば楽しまんね 福岡に世界中の極上の音が結集しています。

                2010.04.03 Saturday 16:37
                0
                  Bill Evans Trio : Detour Ahead Take2

                  福岡国際会議場で行われる九州ハイエンドオーディオフェアに2年ぶりに、熊本から参加させてもらっています。
                  今年の会期は4月2日から4日の日曜日まで開催されています。
                  土曜日はとても良い天気の一日に成りそうです。
                  たくさんのオーディオファイルが集まってくれる事でしょう。
                  楽しみです。

                  お財布にお金を入れてくると会場が広いので大変です。
                  ぜひともカードをお持ち下さい。
                  ・・・・冗談でもなくて、ローンを頭で考えながらご来場してもらうぐらいの気構えが必要です。
                  オーディオ・フェアと言っても、ハイエンドです。
                  ご来場される皆さんも強者ばかり。会話に入れないで縮こまってしまう来場者もいらっしゃるんじゃないかと思ったりしています。
                  生半可な事を口にすると、足をすくわれますよ。

                  世界中の面白い形のスピーカーやら、マンションだと重みが心配になりそうな超重量級のアンプ。
                  観ているだけで音が聴こえてきそうなものばかり。
                  CD、レコード1枚をセットして音が出るまでに5分くらいは待たなければいけないようなものまで、その待った時間のあとに飛び出してくる音には必ず驚くものばかりです。
                  日頃聴く事の出来ない音を耳にするだけでも、人生変えてしまう事でしょう。良い音だと満足していた事が思い上がりだったと気づかされることでしょう。
                  パンフレットだけでもたくさん抱えて持ち帰りましょう。[ JUGEMテーマ:今日、こんなこと、あんなこと、あった。 ]
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                  バロックの森 −イエス・キリストの復活を喜ぶ音楽− 2010年4月3日

                  2010.04.03 Saturday 06:58
                  0
                    今年度のNHKは、BS番組だけではなくてFM放送も大きく編成が代わります。
                    ざっとタイムテーブルを見たぐらいでは、たいした変更は観られません。でも、それって時間軸の番組構築は理想的なものとなっているからでしょうね。
                    いくつかの番組の放送時間の変更よりも、番組内容の大きな変化があります。毎朝6時からの「バロックの森」もその1つ。何より1日の番組の最初なんですものね。長い事番組担当者の多少の入れ違いがあったぐらいで、新鮮味にかけてしまっていました。
                    前に放送された内容を、こっそりと再放送されていても気がつかないで聞いているのではないかな、と思う事もなきにしもあらず。

                    今年度は担当者が一掃。ニューフェイスに総替わりです。と言っても、これまで以上にネームバリューの高い皆さんです。新年度最初の口火を切ったのが磯山雅さんでした。
                    色々書くより番組からのアナウンスにある、プロフィールをそのまま引用します。

                    礒山雅
                    国立音楽大学教授、日本音楽学会会長、いずみホール音楽ディレクター。専攻はバッハを中心とするドイツ音楽史。主要著作に『マタイ受難曲』『バッハ/カンタータの森を歩む』(東京書籍)、『J.S.バッハ』(講談社現代新書)、『バロック音楽』(NHKブックス)、『バロック音楽名曲鑑賞事典』『モーツァルト=翼を得た時間』『バッハ=魂のエヴァンゲリスト』(講談社学術文庫)、『救済の音楽』(音楽之友社)などがある。

                    バロックの森 −イエス・キリストの復活を喜ぶ音楽− 礒山雅

                     「“ロザリオのソナタ集”から ソナタ 第11番“復活”」
                     ビーバー作曲
                     (8分09秒)

                    (演奏)トラジコメディア
                     ※トラジコメディアのメンバー
                     (バイオリン)ジョン・ホロウェイ
                     (オルガン)デーヴィッド・モロニー
                     (ヴィオラ・ダ・ガンバ)エリン・ヘドリー

                    <Virgin Classics VCD7 92838−2/4> 海外盤





                     


                    「“復活祭オラトリオ 作品3”から 前半部分」 シュッツ作曲
                     (16分22秒)

                    「“復活祭オラトリオ 作品3”から 後半部分」 シュッツ作曲
                     (19分41秒)

                    福音書記者…(テノール)マルティン・フンメル
                    イエス…(テノール)ゲルト・テュルク
                    イエス…(バリトン)アンドレアス・レベダ
                    〃        そのほかの独唱者
                    (演奏)コンチェルト・ヴォカーレ
                    (指揮)ルネ・ヤーコプス

                    <Harmonia mundi(仏) HMC901311> 海外盤


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