今日の売れ筋アイテム
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Rush
コメント:1981年にLPレコードが出た時にはエピックソニーからの日本版発売でした。ヨーロッパではマーキュリーリリースになっていたので、CD発売もスムーズに行かなかったんじゃないかな。その為か現在の知名度はどうなのでしょう。プログレ史に残る名盤なんだけどな。 |
ラッシュ
コメント:日本でLPレコード発売された時は盤質も悪くて、ジャケットもぺらぺらの情けない状態でした。バンドメンバーの演奏技術は特筆できるのに、レコード会社の態勢が影響を及ぼす良いケースです。SHM-CDとしてようやくリマスタリングでオリジナルのサウンドに迫る。 |
ラッシュ
コメント:レコードの通りにステージでも再現できる。これがラッシュの信条でした。テープ再生やシークエンサーをライヴに積極的に導入した最初のプログレバンドだと言って良いでしょう。シンセ路線まっしぐらの中期のベスト盤はラッシュ初心者向け。 |
コメント:風立ちぬ、セイリング、オールライト、ニューヨーク・シティ・セレナーデ・・・1980年代。AOR=アダルト・オリエンテッド・ロックは、スムース・ジャズへの優れた導きとなりました。
夏の早朝、秋の風のような楽曲
秋には最高のAOR 優しい歌声とメロディの数々 |
江戸川 乱歩
東京創元社 コメント:怪人二十面相を書く以前の明智小五郎が大泥棒との腕の見せあいをするという最初の作品が「黄金仮面」です。江戸川乱歩の最初の全国誌への連載になったもの。連載時のつなぎの部分も復元されていたりと、出版される度に部分が異なっていたりします。 |
江戸川 乱歩
講談社 コメント:少年倶楽部に連載されたものを一冊にまとめられた「怪人二十面相」は小林少年の活躍がエロティック。女の子の扮装をしたりと現在の同人誌のルーツではないでしょうか。この本は小学校の図書館にもあったのは不思議で仕方がありません。 |
江戸川 乱歩
角川グループパブリッシング コメント:黒蜥蜴をベストワンにわたしはしています。緑川夫人のような妖艶な女性になりたいと思ったのが小学六年生の時に子供用で無いものを読んだ時でした。生理が始まったのはそんな頃、本屋の表に出た時でした。人間椅子のシチュエーションは黒蜥蜴にも出てきます。 |
マイアー(フランツヨーゼフ),ビバー,レールンドルファー(フランツ),エンゲル(マックス),ユングヘーネル(コンラート)
コメント:聖母マリアの生涯からの15の秘蹟というタイトルで紹介されていた頃もあったので、奇跡のような器楽曲だと評価されているものを読んで自分勝手に敷居を高くしていて今さらながらに後悔。買いやすい値段になったので改めて気になり出している1曲です。 |
Alison McGillivray,Heinrich Ignaz Franz von Biber,Andrew Manze,Richard Egarr,Richard Egarr,Andrew Manze
コメント:ビーバーと言えば大ミサ曲の優秀録音盤で聴いていましたから、生誕300年を機会に積極的に聴くようになりました。アンドリュー・マンゼの「ロザリオのソナタ」はデザイン同様刺激的です。CDになって久しく感じる事の無かったカバーデザインも名作。 |
コメント:ミステリー・ソナタというタイトルの英VIRGIN VERTAS盤はタワーレコードのワゴンセールに良くなっていますので、一番購入しやすいCDでしょう。ショップに行って少しゆとりがあって、あと1枚欲しいという時や何か新しい音楽を聴きたい時に重宝しているシリーズです。
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ヴァイオリン・ソナタをとても好きな音楽愛好家は多いと思います。わたしも心を解放したい時には、ヴァイオリン・ソナタを延々と聞いています。フランク、ブラームスから聴き始めるのが定番コースで、ドビュッシー、グリーグといった近代に向かって聴きすすむのと、ベートーヴェン、モーツァルトと進んでバッハの無伴奏や、コレルリと聴いてきてまだまだ聴き足りないと、ビーバーの「ロザリオのソナタ」で締めくくりです。
学生の時に音楽史を眺めていて、「ロザリオのソナタ」というタイトルだけは気になっていました。カトリック系の学校だったので母との会話にも良く出てきたし、島原の乱やらガラシャ夫人などがテレビや映画の時代劇で触れられているところにはいつもより反応して食い入るように見ていたものです。ただLPレコード2枚組までは良いんだけど、3枚組の器楽曲となるとオペラのように集中できないのでCDで聴けるようになってから親しみはじめた楽曲の代表です。
赤色を強く感じるのが「ロザリオのソナタ」。赤色はわたしの好きな服の色で、肌が透けて見えるデザインのものを好んで着ています。さて、曲が成立したのは1674年までだろうという事です。J.S.バッハが器楽曲を街中で演奏して教会だけではなくて音楽を楽しんでもらうようにと、コレギウム・ムジクム(ミニ・コンサートのようなもの)を始めた頃から50年ほど遡った頃の音楽ですから、教会内で神のために演奏された曲です。とても自由でロマンティック。もっともっと「ロザリオのソナタ」が親しまれるようになると、バロック音楽の印象もきちんと理解してもらえると信じています。
ビーバーの「ロザリオのソナタ」は最近富みに良い録音がたくさん登場しています。アンドルー・マンゼの録音が、レコード・アカデミー大賞に輝いてから日本での紹介が活溌です。全曲はCD2枚組という大作で、16曲のソナタとパッサカリア(変奏曲)で出来ています。とても日頃、全曲を聴く事は出来ません。なかでも第11番はキリストの復活と関係のある曲で、シュメルツァーというヴァイオリニストがこの第10番のソナタを改作して、「キリスト教徒の勝利」と題したヴァイオリン・ソナタを発表しています。
《ロザリオのソナタ》の構成とそれぞれの副題
Posted via email from littleconcert's posterous
[ JUGEMテーマ:春にぴったりな音楽を教えて! ]
礒山雅
国立音楽大学教授、日本音楽学会会長、いずみホール音楽ディレクター。専攻はバッハを中心とするドイツ音楽史。主要著作に『マタイ受難曲』『バッハ/カンタータの森を歩む』(東京書籍)、『J.S.バッハ』(講談社現代新書)、『バロック音楽』(NHKブックス)、『バロック音楽名曲鑑賞事典』『モーツァルト=翼を得た時間』『バッハ=魂のエヴァンゲリスト』(講談社学術文庫)、『救済の音楽』(音楽之友社)などがある。